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概要編集

1万2千年前、アトランディアの地に高度な文明を築いていた種族。

その名の通り、背中に羽のような器官をもっている。

堕天翅族とは人間側がつけた名称で、正式な名称は天翅族。

人間の生命エネルギー「プラーナ」を摂取することで生命を維持しており、戦力である収穫獣と呼ばれる神話獣を使って人間を捕獲し、プラーナを吸収する。それゆえ人類を「羽無し」呼ばわりし、原始的な食物連鎖に囚われていることに対し見下しきっている。人間側も一部の者は彼らを「羽有り」と呼んで差別している。

自分たちの口を「聖なる口」と称し、「聖なる口は、大気の生を吸い込み、星の言葉を歌うためにある」らしい。そのため会話では基本的に唇を動かさない。

パワーストーン工学を発達させ、「知恵の樹」と呼ばれるスーパーコンピューターや、遺伝子操作システム「生命の樹」を作りあげた。これによって単なる突然変異にすぎなかった自分たちの羽を遺伝子操作によって、超感覚や空中浮遊などの超能力までもを発する特殊器官へと進化させていった。

しかしそういった進化の果てに種族固有の姿かたちを失ってしまい、肉体的には性別の概念もなくなりたとえ外見が男性同士であっても子をなすことが出来た。しかし何らかの形で受胎能力を失い本編では双翅以外の子供がいないことから絶滅の危機に瀕している。

滅びの運命を回避するべくコールドスリープ状態に入っていたが、大異変により現代に復活。「太陽の翼」の力を利用して生命の樹を進化させ、アトランディアに再び文明を再興させるべく活動を開始した。

最終話にて、生命の樹と一体化した直後に生命の樹が枯れてしまい、彼らがどうなったかは不明。

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