概要
週刊少年マガジンで連載していた『風のシルフィード』の主要人物。騎手生活4年目にして200勝を達成するなど競馬界に旋風を巻き起こした天才男性騎手と称されている。
赤ん坊の時に孤児院の前に捨てられ、孤児院の園長によって潤と名付けられた。その後騎手となり、その腕前を「馬を見る天才」岡恭一郎の目に留まったことでマキシマムの専属騎手となり、森川駿およびシルフィードの前に立ちはだかる存在となっていたが、マキシマム引退後はヨーロッパ遠征に出た駿のサポート役に徹している。
『風のシルフィード』の続編である『蒼き伝説マルス』でも最終盤に登場し、髪型がロングヘアーになったところ以外は殆ど変わらない容姿で、マキシマムとシルフィードの娘であるシルフィーナとの交配で誕生したエアリアルの騎手になっている。
性格
インタビューなどでは表面上笑顔を絶やさず女性人気も高いが、普段は孤高であまり環境を出さない。一方で減量ばかり気にして体力を落とし落馬した駿に怒りを隠さなかったり、有馬記念でマキシマムが骨折した時は大観衆の前で泣き叫ぶなどかなり感情的な部分を見せるシーンもある。また、勝利に対する執念も強く、調教助手への土下座をして泣きすがったり、減量で嘔吐を繰り返すなどストイックな一面を持つ。
他人を信頼することが少なく、皐月賞では（駿が勝利数不足で騎乗できない代わりに）シルフィードに騎乗した谷村健太郎に対して「あっちは10年で200勝の二流風情」と揶揄したりしていた。こういう性格になった原因は元々孤児だったうえ競馬学校時代に唯一信頼していた藍田拓人（あいだひろと）が突如失踪したためである。駿に対しても当初は軽視していたが、日本ダービーと菊花賞を経て次第に認めるようになる。また、藍田に関しては生産した馬に騎乗し1着となり、その後藍田と再会。藍田は怪我で騎手になることを諦めたが心配をかけたくないからと黙って去ったことを告げ、和解している。
pixiv上での注意
投稿されている作品はBLが含まれているものが多いいが、作中ではBL要素は皆無のため、あくまで二次創作の範囲に留めることが望まれる。
また、作品タグが貼られていないものについては風のシルフィードで検索してBLがヒットしないよう投稿者が配慮していることから、閲覧者の判断で風のシルフィードタグを貼ることは避けたほうがよい。
関連タグ
宮田一郎：主人公に立ちはだかる存在、美形で女性ファンが多い一方でストイック、髪型、私服（所謂「イキリジャケット」を着ているシーンが多い）など色々と共通点がある。
