概要
「B.L.A.C.K.」は、Brilliant、Legislative、Artistic、Celebrity、Knightsの略。
太正84年に発生した「帝都大厄災」と同時期に、帝国政府に対し反乱を起こして解体された帝国華撃団もとい帝国歌劇団の理念を継承する新たな歌劇団として、大厄災の被害に沈む帝国国民の心に華を取り戻す為、大厄災の復興から数年後に当時の首相である吉良時実が、最明クルミと鵲裳シヅキが結成した「B.L.A.C.K.」に目をつけ、政府公認歌劇団「大帝國歌劇団B.L.A.C.K.」として設立したのがはじまり。
一般国民からは「帝国歌劇団の復活」として設立間もなく絶大な人気を博し、その人気は現在も衰えていない。
なお、帝都大厄災における帝国華撃団の反乱後、帝国では歌劇含む全ての表現活動が禁止されているが、B.L.A.C.K.の構成員はその例外として、完成度の高い歌劇で人々を熱狂させている。
その後、長らく出現していなかった降魔に代わり、新たな魔の存在として「降鬼(こうき)」が出現。これに対処するべく大帝國歌劇団B.L.A.C.K.は華撃団化が決定され、新たな帝国華撃団「大帝國華撃団B.L.A.C.K.」としても活動する事になる。
戦闘では、霊子兵装としてパワードスーツタイプの「霊子スーツ」を開発、それを着用して戦う。
総じてダーク&スタイリッシュというキャラ付けをされており、芋臭くも真っ直ぐな雰囲気の帝国歌劇団とはまさしく対になっている。
必殺攻撃は日本神話に登場する神々の名前を冠している。
「選抜」と呼ばれる正規メンバーは全部で108人おり、その下に無数の研究生がいる。
正規メンバーの中でも特に人気・実力が高い者は「N12(ノーブルトゥウェルブ)」と呼ばれるトップ集団に属しており、特別な称号を与えられている。
主な登場メンバー
メンバーにはそれぞれナンバリングや宝石をモチーフにしたコードネームが付けられている。なお、下記の7名は全員がN12である。
Ⅰ:統星プラナ |
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大帝國歌劇団B.L.A.C.K.でのポジションは「星統べるトップスタァ」で、大帝國華撃(歌劇)団B.L.A.C.K.の不動のリーダー。 |
Ⅱ:夷守メイサ |
大帝國歌劇団B.L.A.C.K.でのポジションは「星率いる総キャプテン」。 |
Ⅲ:最明クルミ |
大帝國歌劇団B.L.A.C.K.でのポジションは「星背負うセカンドセンター」。 |
Ⅴ:一目ミヤビ |
大帝國歌劇団B.L.A.C.K.でのポジションは「星包むサブキャプテン」。 |
Ⅵ:石匠クレア |
大帝國歌劇団B.L.A.C.K.でのポジションは「星宿すポジティブガール」。 |
Ⅶ:風雪マジュ |
大帝國歌劇団B.L.A.C.K.でのポジションは「星象る万能プレイヤー」。 |
Ⅷ:気分テンカ |
大帝國歌劇団B.L.A.C.K.でのポジションは「星浴びるムードメーカー」。 |
その他のメンバー
主な登場人物はサービス開始前より公開されていた上記7名だが、他のN12メンバーも終章で名前は判明している。
N12のナンバーⅫ。
クルミと並ぶB.L.A.C.K.最古参メンバー。
- 澪標ミラノ(みおう-)
N12のナンバーⅩ。
名前のみ登場。
天才といっても過言ではない才能の持ち主で、才能だけでN12に上り詰めた。
「努力は天才のするものではない」とする点はメイサから問題視されているが、同時にその分伸びしろが多いとも評価されている。
帝国華撃団を相手する事により経験を積みたいらしい。
機体名はエメラルドを意味する「翠玉」。
- 夜門コハク(よど-)
N12のナンバーⅣ。
ミラノ以下4人の中では唯一外見が判明しており、まともな登場シーン及び台詞が与えられた。
眼鏡をかけている。
吉良首相の側近。彼の目に留まる為にN12になった可能性があるとしてメイサとミヤビからは警戒されている。
機体名はトパーズを意味する「黄玉」。
- 暁アリス(あかつき-)
N12のナンバーⅨ。
ほぼ名前のみの登場。高性能アンドロイド。
「電」の文字がデザインされた霊子スーツの中にピンクの髪が確認出来る。
最新鋭の技術で全身を固めていたが、電子戦で上を行く最上むつはの存在により敗北。
機体名「電」はトルマリン(電気石)が由来と思われる。
- 石籠セイラ(いづら-)
N12のナンバーⅪ。
名前とシルエットのみ登場。
メイサの双子の妹。外見も性格もメイサに似ておらず、まとめ役のメイサに対してセイラは戦闘狂。
命令違反を繰り返しており、それによって序列を何回も下げている。
機体名はサファイアを意味する「蒼玉」。
その他
プラナ以外の11人の名字は「◯◯星」という形で全てシリウスの別名として使われている言葉である(例:風雪星、石匠星)。
N12が用いる霊子スーツの機体名は宝石の和名から取られている。
半数のメンバーの機体名は不明だが、それらのメンバーも霊子スーツに書かれている漢字から対応する宝石は連想出来る。
その場合、12人に対応する宝石12個は誕生石12ヶ月分の割り当てと一致する、という結び付けが可能となる。
誕生日が判明している3人は、対応すると思われる宝石が誕生石となる月の生まれである。