概要
天院家老醜の父親であり、天院家を取り仕切る当主。軍服の様な格好をした壮年男性。冷酷非情な性格で「天地合の儀式」で若美の父『地院家若元』を死に至らしめる。その後、若美(と合気道の弟子である老醜)を因習から守る目的で自身に挑んだ若美の母である『地院家璃穂』をも殺害した過去がある。自分の味わった苦痛の息子達にも味あわせようとするその名の通りの老害。だが、武術の指導者としてはスパルタだが、困難な修行を乗り越えた弟子を真摯に褒める一面を持っている。こんにゃくが好物。一応、若美の師匠筋に当たる(本人談)。
女性と偽って育てられていた若美の性別を見破り、彼を「天地合の儀式」における老醜の相手に決定した張本人。天地合の儀式に乱入した美柑を殺害しようとし、彼女への愛を自覚した若美に両院家の最終奥義『天上天下唯我独尊』を習得されてしまい、彼に奥義を無効化されて敗北してしまう。
「田舎ぐらし」では殺意は無い様子だが、天地合の儀式で若美に倒されたのを恨んでおり、彼に弟子に負ける屈辱を味あわせる事と美柑と結婚させるという目的(若美が美柑を愛しており、それを絶対に認めたくない若美への嫌がらせ?)から美柑の実力を上昇させる手助けをしている。ちなみに美柑は天地合の儀式で殺されそうになったのを覚えているのか彼を警戒しており、彼から若美を守れるだけの強さを得る目的で彼の協力を受け入れている。