刀について詳しくは→太郎太刀
プロフィール
「…おや。現世に呼ばれるとは。私は太郎太刀。人に使えるはずのない実戦刀です。」
概要
黒髪ポニーテールに黒い神職風の和装を着た美青年。瞼には魔除けの紅を差し、爪は黄金色に塗られている。内番では白い着物に袴姿、手には幣(ぬさ)を携えている。
身長は刀の全長よりわずかに低いが、刀のサイズがサイズなのでかなりの長身であることがうかがえる。後に公式の設定により196cmと判明したが、これは刀剣男士の中でも上位に入る。
長らく神社に奉納されていたせいか、はたまた人に扱える筈のない刀のであるせいか、自身が現世にあらざる存在であるという自覚が強い様子。何処か浮世離れしており、悠然とした物言いで審神者に相対する。
実戦刀として力を振るう機会を受け入れており、戦闘ともなると大太刀ならではの高火力を存分に発揮する。
二次創作では浮世離れした所がフィーチャーされる傾向にあり、メディアミックスであるアニメ「刀剣乱舞-花丸-」でもそのように描かれる事が多い。
二期では次郎太刀や日本号と共に酒を嗜む一方、ワックスで足を滑らせた拍子に正座したまま長廊下を滑る(一切動揺していない)など、存外お茶目な面が描かれた。
弟の次郎太刀からは「兄貴」と呼ばれており、一緒に特定のステージへ出陣させると回想が発生する。
「太郎太刀」と言う名でゲームに登場しているが、これは俗称であり本来の刀の名前では無い。
同じ持ち主が刀を二振使用・所持する際に長い方を太郎・短い方を次郎と呼ぶ習慣がある。
刀帳内のセリフに「かつて私を実践で使った人間がいる」とある通り、戦国武将の真柄直隆によって実際に戦場で使用されたとされ、「真柄太刀」と呼ばれている。もし他の刀剣男士と同じように名乗るとすれば「真柄太刀」という事になる。
ゲーム内の回想から、熱田神宮に奉納されている太郎太刀がモチーフである事が推測されるが、もしそうであるなら彼は「末青江物」という事になる。
青江派は時代ごとに古青江、中青江、末之青江と分けられ、青江派末期に作られたものを末青江物と呼ぶ。ここから彼(古青江物)や彼(中青江物)とは制作年代は大きく異なるものの同じ刀派と言うことになるが、ゲーム上でこの点について特に言及はされていない。
極
2018年12月14日のメンテナンス後に「極」が実装された。
レベル80以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることが出来る。
太郎太刀の様子がいつもと違うようだ。
「さて、主よ。お願いがあります」
太郎太刀が修行に旅立ちたいようです。
修行に行かせますか?
▶はい(太郎太刀極の頁に飛びます)
いいえ
余談
モンハンで堺市とのコラボ作品としてゲーム中の太刀の一つ「狐刀カカルクモナキ」が鋼製の刀で再現されているが、資料に忠実に再現された結果その刀身は「熱田神宮の太郎太刀とほぼ同じ」巨大さとなったという。
作成に関わった職人によると、「このサイズになると通常の刀剣のように玉鋼を使い刀工一人で鍛造するのが非常に厳しい」(あと刀身だけで100㎏超となるためとんでもなく重い)らしい。
関連イラスト
関連タグ
白山吉光(刀剣乱舞):彼が奉納された白山比咩神社の太刀も太郎太刀とする説がある。