概要
rhc.しざーまん氏がpixivで展開中の一次創作小説シリーズ『天音の受難』の主人公として考案されたキャラクター。
強い正義感を持ち、困ってる人をほおっておけない心優しい少女である。背中に羽織っている純白のマントには特別な力が宿っており、その力で空を飛び、人助けをしたり悪人を成敗する。
『天音の受難』の解説
如月天音が主人公のヒロピン・リョナ系作品。
敵が天音の羽織るマントに対し破いたり汚したりと攻撃を加え、正義のヒロインの証として力強く靡いていたマントがボロボロのボロ雑巾となり、みすぼらしくなっていく様を楽しむ作風の作品である。
プロフィール設定
キャラクター設定
地元の睦月町にある霧柵高校に通う高校1年生。
文武両道であり成績も常に上位。入学試験では1位通過を果たすとかなり優秀な人物。
校内では持ち前の強い正義感で風紀を乱す生徒を注意し、必要なら実力行使する事も有る。
学校外でも人助けのためにマントを纏い飛び回る姿が目撃されており、
町内の大人たちから信頼され、子ども達からは憧れの存在とされている。
その反面、天音の事を快く思わない人物もたくさんいる為、
彼らによって天音の正義の心がへし折られそうになる事も少なくない。
天音のマント
背中に羽織る白銀の表地と桃色の裏地からなるマントは、
親友から贈られた品物であり、彼女の力の源。
このマントを羽織る事で『空を飛ぶ能力』、
『同世代の男子生徒に負けない力』、
『悪に立ち向かう勇気』を得る事ができる。
反面、マントが汚れたり破れたりすると、
特別な力が失われてしまい、か弱い女子高生に弱体化してしまう。
また天音自身、自分のマントをとても気に入っており、
正義のヒロインの証として大切に扱っているため、
マントに対して良からぬことをされるとわかると動揺しやすい一面を持つ。
能力面でも精神面でも、彼女の力の源であると同時に弱点でもある天音のマントは、
天音と敵対する人間に狙われる事が多く、
事件の度に切り裂かれたり汚されたりしている。
スーパーコスチューム
制服のマントとは別に、親友から誕生日プレゼントとして贈られた特別コスチューム。
マントだけでなくブラウスやスカートなど、
全てにおいて高級なシルクサテンが使われており、
正義のヒロインとしての印象をより高めている。
マントは白銀の表地と赤い裏地で構成されており、
サイズも制服の物より大きくなっている。
能力面も強化されており、成人男性を相手にしても余裕で対処できるうえ、
より速い速度で現場に駆け付けられる。
ただし、弱点は制服マントと同じのため、
マントを破られたり汚されたりされてしまうとたちまち弱体化してしまう。
ブラウスやスカートにも特別な力が宿っているが、
こちらはしざーまん氏が公開している設定を参照されたし。
家族・友人
・天音の両親。
謎の蒸発を遂げており現在行方不明。
・速人(はやと)
天音の弟で小学6年生。Case11にて登場。
年齢の割りに落ち着いたしっかり者であり、
あまり表に出さないが姉である天音の事を慕っている。
友人が多く人脈も豊富なため、その人脈を生かして天音をサポートする事がある。
ただ、正義のヒロインやそのコスチュームに対するフェチを拗らせており、
天音がいない時を見計らって、天音の制服マントの匂いを嗅いだりしてる事がある。
・彩（あや）
天音の妹で小学2年生。
正義の味方は負けない！という事を信じて疑わず、
天音の事も強くてたくましい正義のヒロインであると信じている。
究極のお姉ちゃんっ子であり、天音によく甘えている。
彩が16歳に成長し、正義のヒロインとして活動し始めた姿。
※本編未登場。
身に纏うコスチュームは、天音の親友が彩のために作ってくれたもので、
天音以外にもいろいろなヒーローの影響を受けていたりする。
頑張り屋さんで、積極的に人助けをするのだが、空回りしてしまう事も多い。
天音に遠く及ばない部分もあるが、彩なりに努力をして活動しているとのこと。
・皆月陽菜(みなづきはるな)(画像左)/クローバー仮面(画像右)
天音の幼少からの親友。Case14で初登場。
天音の力の源であるマントやコスチュームの制作者。
天音の正義のヒロインとしての在り方に共感しており、
天音のマントやコスチュームが傷ついたら、
嫌な顔をせずに直してくれる。
両親が仕立て屋であり、その影響で裁縫が得意。
そのため、天音や後述するひなたのマントやコスチュームは陽菜の手作りである。
クローバー仮面は陽菜が変身した姿。Case13-2で初登場。
変身目的は『天音の力になりたい』であり、サポートがメイン。
『天音が体勢を立て直すまでの時間を稼ぐ』戦い方を主としており、
そのための護身術等はひなたから教わった。
衣装のモチーフは、
好きな少女漫画に登場する『主人公を助ける仮面の怪盗少女』。
・秋風ひなた
天音の幼少期を共に過ごした幼馴染。特別編2で登場。トップ画像右も彼女。
自称『天音のライバル』であり、対抗意識を持ちながらも、
実は素直になれないだけの少女。
天音と陽菜とは小学生半ば位まで共に過ごすも、
親の転勤の都合で引っ越してしまい、そのまま音信不通となっていた。
特別編2の時に陽菜の元を訪ね、
天音の現状を聞いたうえで、天音と同じ正義のヒロインとなる。
天音に対しては強気な発言が多いが、
本当は天音を慕っており、素直になれず強気な発言をして後悔する事も。
そう言う時、同じ親友であり理解者である陽菜の元へ立ち寄り相談してたりする。
天音のこれまで
現在まで25話以上が公開され、今後も増える予定があるため、
筆者が重要と思う話数のみ簡単に記載。
記念すべき第一話。
掃除をさぼるクラスメートに注意する天音だったが…
スーパーコスチューム(初期型)初登場回。
中学時代の後輩達にマントを引っ張られてしまい…
コラボ回
夢の中で悪い魔女と対峙するも…
スーパーコスチュームお披露目回。
陽菜初登場回でもある直前のCase14 - 天音、全国配信を読んでから読む事をオススメ。
ひなた登場回
不意を突かれマントを破られた天音の前に現れた、新たなヒロインは…
クローバー仮面登場回。
過去に公開されたCase13 - 本物VS偽物の続編のため、『本物vs偽物』を読んでから読む事をオススメ。
※どちらも性的描写が入るため、苦手な方は注意！
またクローバー仮面側の前日譚も存在するため、
併せて読んでおくとより楽しむ事ができる。
誘拐された彩を助ける為、犯人の元へ向かった天音が見た物は…
これまでの話に無かった『マントを悪役に奪われる』描写は必見。
他にも同じような趣味を持つ人にとって魅力的なお話しが多いため、
興味が湧いたらリストから全話読む事をオススメ。
1話完結型であり、どこから読んでも楽しめる。
また全て挿絵があり、
気に入ったイラストから該当する小説へ移動するというのもあり。
その他
・天音のスーパーコスチュームは一度作り直されており、
Case8～Case13までと、Case14(厳密にはその次の特別編)以降で異なっている。
現時点ではCase14以降の衣装が正式になる。
以下はスーパーコスチューム(初期型)のイラスト。
関連イラスト
初期設定イラスト。
腕暖簾氏との合作。
