概要
Fateシリーズのキャラクター・アサシン(帝都聖杯奇譚)の擬犬化二次創作タグ。
始末犬というネーミングは、彼の宝具・「始末剣」とかけたものである。
犬種は殆どの場合ポメラニアンである。
正確な発祥は不明だが、少なくともFGOにて同キャラクターのイラストを担当しているlack氏の非公式イラストが火付け役であると見られている。先生何やってんすか。
公式絵師による絵ではあるが、今の所公式ネタではない。
……と思われたが2018年夏、ついに公式でネタにされてしまった。(詳しくは後述)
評判
FGOイベントぐだぐだ帝都聖杯奇譚の開催によってアサシン(帝都聖杯奇譚)の知名度・人気が急激に上昇した中、このネタも反響を呼び、二次創作が広がった。Twitterのトレンドでも当日順位で2位をマークする勢いであった。
- 始末剣と掛かったネーミングが作れること
- 彼本人の量が多い髪、及び髪型からポメラニアンが連想させられる事。
- (特に龍馬に対する態度において顕著である)どこか小型犬を連想させるような性格である事。
- 特にポメラニアンは、見た目に反して神経質で気が強く、躾けが行き届いていないと、見知らぬ人へ頻繁に吠え掛かったり、噛みつきに行ったりする。
……などこのブームにも数々のポイントがあったとみられる。
またこのネタが流行した結果、何かと彼本人が犬(ポメラニアン)に形容される事が増えた。これをFateシリーズに登場するスキルの一つ・「無辜の怪物」に例えて無辜のポメラニアンなどと言われる始末に。
「無辜の怪物」は生前の在り方を後世で捻じ曲げられる事によって発生した呪い、とするならば無辜のポメラニアンという例え方もかなり的を射ているのかもしれない……。
ついに公式ネタ化
何かとファンの反応をいち早くネタにする傾向にあるFGO。当初から時間の問題だろうとは思われていたものの、早くも2018年夏イベ「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」にて公式ネタ化してしまった。
前述のlack氏のイラストの投稿から2ヵ月未満。ぐだぐだ帝都聖杯奇譚の次回新作イベントでの早速の対応であった。
サバフェス即売会会場内の頒布ブースにこっそりと始末犬がいる。
ぱっと見では分かり辛いが、モードレッドとフランのポスターが掲げられたスペースの近くを探してみよう。
ちなみに同背景は始末犬の他にもかなりネタに富んでいるので、是非一度じっくり眺めてみる事をお勧めしたい。
その後も犬ネタは続き、
- 2019年FGOエイプリルフール企画「FGOQuest」の説明文にて「いぬみたいで かわいい。」と書かれる
- 公式により非売品のぬいぐるみが作られ「カルデア・ラジオ局」収録ブースに置かれる
- コミケでアクリルキーホルダーが売られる
など、ゲーム外でも大いにイジられ続けた。
そして2022年のイベント「南溟弓張八犬伝」のイベント特効キャラに選出されたのだが、同じく登場する面々が妖精騎士ガウェインと新宿のアヴェンジャーだったため、マスターたちには即座に「犬繋がりだな」と推測されている。
ストーリー中でも八犬士のソウスケとよく絡む。
余談
2021年には、なんとサンリオコラボグッズの候補の一人に以蔵が選ばれる。
そして彼に扮したサンリオキャラが5匹の小猫達だったことが話題になった。
関連イラスト
(あ、終わった……)