概要
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元尽宮組の若頭で次期組長だった男。顔に大きな×印のような目立つ傷跡がある。モラル(孤堂由真)と真名上紫炎(孤堂紫炎)の父親。
何者かに殺害されたと思われていたが、後に存命していた事が判明。
若い頃から尽宮組の跡取りとして彼は彼なりにあらゆる努力をしていたとの事。
しかし、その努力とは…
- たくさんの上納金を稼ぐ
- 有力な跡目候補を抗争のいざこざで殺害する
- 組長の妻を拐って自身の血を引く子供を産ませる
- 尾嚙零一、呑頭尤言の双方に自身を殺すように仕向けて組長からの信頼を無くさせる
- 荒邦の父親の丈夫を組から抜けさせる為にヤクザの手先を差し向けて母親の桜を殺害させた
との事。
また、この事実から察しの通り、彼こそが骨子と孔蘭の実の父親であり、さらには荒邦にとって真の母親の敵である事が明かされた。
さらには、骨子の母親にあたる組長の妻が逃げた際には用済みと判断して銃撃による致命傷を与えており、その言動からヤクザであるもまさに本作における外道そのものである。
だが、そんな彼の悪行を組長が許すわけもなく跡目候補の剥奪を受け、射殺されたはずだったが奇跡的に生きていた。(顔の×印の傷はその時の物である模様)
この事から尽宮組の跡取りになることを断念し、自分の血を引く子供達だけを集めた組織「孤堂一家」を立ち上げる事を決めた。
終業式での三つ巴の決戦において尾嚙組と呑頭会、双方の二次団体を壊滅させそして終盤にてついにその姿を表した。そして、モラルと紫炎を回収し孔蘭も連れていこうとしたが、荒邦に止められ、宣戦布告として改めて骨子を狙いに来る事を告げて去っていった。