概要
高校生家族の本来の主人公にして家谷家の長男。高校生活に期待に胸を振らませた15歳の少年。
しかし、入学式当日に父親の一郎、妹の春香、母親の静香、さらにはペットの猫のゴメスが自分と同じ高校に通う事となり、彼の「描いていた理想」の青春は砕け散ってしまっている。その事もあって作中のツッコミ役兼家谷家の中で唯一の常識人ともいえる。
プロフィール
人物像
基本的に真面目できっちりとしており、気になる異性に対して家に呼んだりなど、思春期な面もある。
学校において家族の事は迷惑に思っているようだが、完全に鬱陶しく思っているわけではなく、妹との日直の仕事に微笑んだり、自転車に乗れない母の手助けをするといった家族に対する想いも見せている。
なお、中学時代の友人は全員別の高校へと行っている上、高校ではその一家で高校生という存在の異様さから友人作りが難航。…家族と関わらざるを得ないともいう。
その後も家族経由で徐々に交流が増えていった。
ちなみに、クラスでの係はいきもの係。ゴメスと一緒。
ラブコメ編の主役
本来であれば、高校生家族全編における主役であるはずなのだが、紆余曲折の末、少しだけ彼の立ち位置は変わり、本来の熱い青春をスポーツと部活動に捧げる熱血系の主役は父である家谷一郎に奪われ、当人は、いわばラブコメ編の担当になった。
彼自身は同級生の弓木さんに思いを寄せているが、彼の知らないことながら、弓木さんも光太郎のことを憎からず思っている。その一方で、紆余曲折の末に同じクラスの学級長である屋敷理子とは異性の友達という距離感を保ちつつも、少しずつ異性として慕われるようになっており、微妙な三角関係を築いている。
また、本人も何気にテニス部での活動を通して何気なく成長しており、ラブコメ主人公としての魅力を少しずつ見せ始めている。
活躍
同級生の弓木亜梨沙に想いを寄せており、彼女が持っていたアルトサックスケースをラケットバッグと勘違いしたことでテニス部に入部した。
しかし、本校のテニス部はバレー部のように盛んな部活ではなかったため、苦悩しながら部活を続ける羽目になるが、何気にテニスに対しては熱心に打ち込んでおり、彼の熱意によって今までは単に遊ぶための口実でしかなかったテニス部員達も徐々にテニスに打ち込むようになる。
本人たちは知る事は、実はテニス部はその部活態度が理由で廃部の危機にあったが、光太郎の入部に触発された部員たちの活動を見た校長によって廃部は撤回された。
その後、家谷一家の絡みがある中でなんやかんや順調に活動を続け、後に大会に出場するが、地区敗退し、次の大会に向けて課題を残すことになる。
その後、文化祭では先輩たちと共にバンドを組むことになるものの、当日に全員はしゃぎすぎて骨折するいうアクシデントに見舞われ、家谷一家によるバンドを全校生徒に披露することになり、その後のテニス部での活動は自分一人で壁打ちを行うことになった。