静岡県御殿場市の東富士演習場で実施され、陸上自衛隊のほぼ全ての種類の火砲や戦闘車両が使用される。
作戦の立案や戦闘部隊の指揮に当たる幹部や、実際に部下を率いて戦闘に当たる陸曹の教育を担当する富士学校において、学生に陸上自衛隊のあらゆる装備品を使用した総合的な火力戦闘の様相を認識させる事が演習の目的である。
展示演習は、前段演習と後段演習に分けられ、前段演習は各火砲がデモストレーションの射撃を行い、後段演習では予め定められたシナリオに沿ってそれぞれの火砲や、航空機、戦闘車両が「敵」を撃破してゆく。という構成である。
展示演習は、特に危険なものでない限りほぼ全て実弾を使用する。