CV:大川透(新アニメ版)
解説
世界的企業MCEを経営する、世界有数の資産家。
たった一代でその富を築きながら、56歳という若さで亡くなった。
その正体は、統和機構の合成人間の一人。
システムの活動を経済面からサポートすることが任務の一つ。霧間凪が幼い頃に入院していた病院にも資金援助を行なっていた。
一方で、システムの指示にない活動も少なからず行っており、高層建築「ムーンテンプル」もその一つ。
統和機構の想定以上に資産家・実業家として大成しすぎてしまい、隠密行動を是とするシステムに不都合な域に達してしまったため、暗殺者である合成人間のユージンによって処分される。
彼の遺したものは数多く、以後のシリーズのみならず、他の上遠野浩平作品にも登場する。
(作中でムーンテンプルを最期の置き土産と称していたが、あくまで『最期』の置き土産であり、置き土産自体は複数存在する)
合成人間であるため、年齢に比して、その素顔は若い。
そのため、人前に出るときはメイクで年相応に見せていた。
合成人間としての能力は不明。
レッドツェッペリンの楽曲を好んで良く聴いている。