その一族の拳には、味方の血と涙が染みついている。
カードとしての能力
封魔ダイダロギヌス |
P 闇文明 コスト6 |
クリーチャー:グランド・デビル 4000+ |
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある自分の他のグランド・デビルを1体破壊してもよい。そうした場合、そのターンの終わりまで、このクリーチャーのパワーは+8000され、「W・ブレイカー」を得る。 |
概要
バトルゾーンにある味方のグランド・デビルを破壊することで、パワー12000のW・ブレイカーに変化するクリーチャー。能力と名前から憤怒の猛将ダイダロスのリメイク版だと思われる。
しかし、そもそも相手のターンではパワー4000になってしまい、相手のクリーチャーによる攻撃や除去カードで簡単に対処されやすい。しかも、何故かダイダロスとは異なり、コストが6と重くなっている。
しかも、パワー12000になるのに、何故かW・ブレイカーが付与されるという点もあり、6マナ以上優位の法則が働いていない。
だが、種族は優秀であり、特にメディカル・アルナイルと組み合わせると、破壊されたグランド・デビルが手札に戻るため、バトルゾーンに出した時の能力が再利用できるという利点がある。但し、グランド・デビルのフィニッシャーは、優秀な封魔ガルマジアスが存在しているため、このカードを使う必要性があるかどうかについては、パワー12000を活かせる環境であるかどうかで判断される可能性も高い。
余談
- 実は、このカードが収録されたのは、ローソンで発売されていたスペクタクルセット、つまり、コンビニで販売されるコーラのオマケ限定のカード。また、一度も再録されていないため、入手はかなり難しいカードになっている。
- デュエル・マスターズ プレイスでは、DMPP-08「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」で実装された。前述したように、このカードは前述のローソンで発売されていたスペクタクルセット限定のカードであり、そちらで初めて見かけた人も多かったのはないのだろうか。