概要
CV:伊藤静
『グレイプニル』の登場人物で、加賀谷修一と青木紅愛が所属するチームのリーダーを担う女性。
変身後は上半身ビキニに下半身デニムという極めて露出度の高い服装となる。また、変身後を示す十字のマークが左脇腹に現れる。
争いを好まず能力も戦闘に向かない"収集者"ばかりをチームメンバーとして従え、事の発端である宇宙人と交渉してデスゲームを終結させることを目的にコインの収集を行っている。
変身後も素顔が変わらないことから、チームの活動の際はホッケーマスクで顔を隠して他人に身元を知られないようにしているが、周りが全て信頼できる相手と判断した場合はマスクを外す。
紅愛の姉・青木江麗奈とは元同級生であり、親密な仲であった。ゆえに紅愛の語る残忍な人物像には疑問を抱いている。
収集者軍団の一人、巨大な蜘蛛に変身した森田に捕まり、胸を揉まれるという恥辱を味わってしまう。
自分達では終止符を打てないと悟り、チームを解散し、コインをエレナに渡すことを決める。
人物像
収集者でありながらあくまで人間としての心を貫こうという強い意志を持ち、自分だけでなく仲間による殺人行為をも良しとせず、敵対勢力と同じバケモノに成り下がらないよう諭している。
一方で、かつて密かに交際していた教師を親友が秘密を洩らしたことで失った過去から、秘密を守らない人間を何よりも嫌っており、仲間入りしたメンバーには必ず後述の契約を行い、半強制的にチームに従わせる強かさも持つ。
真性のレズビアンであることはメンバー内でも周知で、初対面の紅愛に対しても契約にかこつけて肉体関係を迫ろうとしたほか、姉の江麗奈に対しても下心があったことを語っている。先述の交際相手の教師も女性であった。
能力
本人いわく『秘密を守らせる能力』。
チームメンバーにはその証として必ずこの能力を使った契約を行っている。
その実態は自身の髪で編んだチョーカーを相手の首に巻き付け、『仲間の秘密を部外者に明かそうとした』または『本人が仲間を裏切ったと自覚した』場合にチョーカーがその首を絞め落とすというもの。
チョーカーは巻き付けた瞬間に首に取り込まれるように見えなくなり、契約に反しない限りは痛みも何も感じず普段通りに過ごすことができる。
無抵抗の相手にしか使えない性質上、敵対者との戦闘には向かない能力であることは本人も自覚している。
チーム解散の際に契約した全員を解除した。
関連タグ
青木江麗奈:元同級生