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小須田部長

こすだぶちょう

小須田部長とはフジテレビ系列で放映された番組「笑う犬」で放送されていたコントの主人公、またはそのコントの題名。
目次 [非表示]

「がんばれ~負けんな~力の限り生きてやれ~」


概要

演:内村光良

小須田部長とはフジテレビ系列で放映された番組「笑う犬」で放送されていたコント「引っ越し」とそこから始まった小須田シリーズの主人公。本名・小須田義一。

ヨシダ・エンタープライズに勤める総務部長であったが、とあることから社長の怒りを買い僻地に飛ばされることに、そこからさらに様々な場所に飛ばされていく。

コントの内容は移動の決まった小須田部長のもとに元部下原田(演:原田泰造)が引越しの手伝いのため訪れ「いるもの」「いらないもの」と書かれたダンボールに荷物を仕分けをしていくなかでどこに行くか分かっていくというもの。番組の黄金期を支えた同番組を代表するコントのひとつである。


本人の性格

絵に描いたようなうだつの上がらない冴えない中年だが、仕事に対する責任感や能力自体は非常に高く、行く先々で危険な任務を遂行していく。

しかし、根っからの仕事人間で、会社をクビになる事を極端に恐れている。

離婚した元妻・益江と娘・エミリに対しては未練タラタラで、小須田部長は縒りを戻したいと思っているが、当の二人からは無関心を貫かれている。

とはいえ、最終回で原田がテレビ越しに小須田が今でも二人を強く愛してる事を伝えた際、益江は後ろめたそうに顔を逸らしており、エミリも原田との間に生まれた息子の名前に小須田部長の名前から一文字(カナ一文字だけだが)取って名付けるなど、元夫や父に対する情が完全に無いわけでもない模様。


遍歴

第1部

  • 1945年8月16日(太平洋戦争終戦の次の日)、に熊本県人吉市に生を受ける。
  • 1960年中学生の時、文化祭で校長のものまねをし、校長の怒りを買いソビエト連邦カムチャッカ第二中学校に交換留学という名目で身売りされる。その後何とか帰国し、一浪をへて北九州大学に進学。その後上京し、吉田宗之介商店、(現在のヨシダ・エンタープライズ)に入社。抜群の行動力から営業成績を伸ばし順調に出世していく。この間に妻益江と結婚、娘のエミリをもうける。
  • 1991年総務部長に就任。しかし、宴会で披露した社長のものまねが社長の怒りを買い北海道開発事業部土壌調査課利尻支部へ支社長に左遷させられる。同時期に妻益江と事実上離婚状態に。
  • しかし、決算書に社長の似顔絵を描き今度は現地法人取締役としてベネズエラに飛ばされる。そこで社長の誕生日に年の数の分松明を送り、北大西洋海底に沈むタイタニックの発見引き上げ任務を命じられ潜水艦艦長に就任。この頃元部下原田は部長に就任。
  • 社長の星占いをしたことで引き揚げ作業目前でハワイ、キラウエア火山の観測所に博士として派遣される。これ以降、死の危険が高い任務となっていき社長が殺しにかかってきている。同時期に益江との離婚が成立、益江は歯科医と再婚。
  • ほんの茶目っ気で社長へのFAXに「マグマ大使より」と書き戦争状態にあるアラブ某国に親善大使として送られる。この時一様迷彩戦闘服が支給されているが森林地帯で使われるものであった。次の辞令を伝えに来た原田はしっかり砂漠用迷彩服を着ていた。この頃原田はロス勤務となり映画会社買収を担当スターウォーズの次回作権利を獲得した。
  • 小須田部長はCNNの取材を受けた時「社長見てますか?」と言ってVサインをしたため、次は存在するかどうかもわからないピンクのペンギンを会社のマスコットにするために南極に隊長として飛ばされる。ピンクのペンギンの発見には成功したが昭和基地で生まれた犬に社長の名前を付けたせいで、ニューヨークに建設予定のテーマパークの用地確保のためスラム街に、現地住民(ギャング)との交渉を任せられる。この頃娘のエミリがAV女優エミ丸としてデビュー。
  • 小須田は現地住民(ギャング)の心を掌握しブラザー・ボスと呼ばれるまでになるが、国連本部の日本国旗の横に会社の社旗を掲げたことからエベレストに飛ばされる。会社の発行した百科事典の標高が間違っていたためそれに合わせ標高を1m高くした。しかし、調子に乗って「雪男でも探しましょうか?」と報告書に書き、ナイアガラでの樽落下というチャレンジを強いられることになる。

第2部

  • この時に日米のメディアから日本のサムライ、組織に殉じた男として取り上げられ特番まで作られた。元部下の原田はこの時本社開発事業統括本部最高司令官となっていた。小須田部長はこのチャレンジから奇跡的に生還を果たし、遂に日本に帰還。静岡支店長に就任する。
  • だが、会社が香港を本拠地とするアンヌグループに買収され原田とともに次々と無茶な事業を任されていく。傘下のファミレスチェーン、アンヌミラーズのウェイトレスとして経営を立て直し、買収されたタイガースに選手として派遣されリーグ優勝に導き、アンヌ歌劇団の劇団員として東京ドーム公演を成功させた。そしてついには買収された日本相撲協会に力士として派遣されアンヌ山の名で第68代横綱となる。

第3部

  • アンヌグループが日本から撤退すると部下の原田と共に秘書室勤務となる。小須田は秘書室長、原田は社長第1秘書となっていた。しかし、ひっくり返すとだんだん女性が裸になっていくボールペンを社長に渡したことにより白鯨を捕獲するよう命じられる。
  • その後CIAに侵入し、社長の娘の彼氏の個人情報の確保やアトランティスにストラップを届ける、自由の女神に会社の宣伝のため口紅を塗る、少林寺を小林寺に変更する、ホワイトハウスに侵入し大統領夫人を誘惑する、太平洋で発見された浅瀬に立って自らが日本国領土となるなど数々の会社からの無茶ぶりにこたえる。この頃からは社長が小須田を殺しにかかる理由が単なる私怨から口封じやスケープゴートに切り替わっており、より悪質になっている。
  • 一方で娘のエミリが会社の会長(102歳)と結婚、会長の死後遺産を相続し会長に就任し筆頭株主となり、原田と交際(不倫)を始める。妻の益江は歯科医と離婚し社長の娘の彼氏の大学生と交際していたが、社長と結婚し社長夫人に。これによって社内で会長派、社長派の対立が起き小須田部長もこれに巻き込まれ常務、副社長と肩書だけは出世していく。会社からの任務も社長のみならず娘のエミリの下らないわがままによるものも含まれている。
  • 日本に向け発射されたICBM受け止め任務を成功させるも、それすら会社から広告塔として利用された事で何かが切れ、ついに会社に反逆し社長就任を目論むが、地球に小惑星が迫っており人類滅亡寸前だと聞くと、初めて自らの意思で人類を守ることを決意。この頃には空を飛べるという超人的な特殊能力を得ていた。これまでのコネを使いアメリカNASAに向かい命を賭して人類を救った。

その他

  • 実は放送後に小須田部長の墓前で死んだはずの小須田部長が原田の前に現れるという後日談コントが存在する。引っ越しネタは健在で、自社都合で小須田部長の墓を移設するという理由から、小須田部長は死んだ後になってもまた引っ越しをさせられるという内容である。

ちなみに、この時は孫が無事産まれており、小須田部長の下の名前・義一から一文字取ってルバートと名付けられた事が語られている。


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