概要
『世界の果てまでイッテQ!』内のコーナー、「イッテQ男子チームが行く!」(お祭り男・宮川大輔、エンターテイナー・手越祐也、そして番組司会の内村光良による3人組が祭りに参加するという企画)内でオーストリアの池ポチャ祭りに参加する際、内村光良が安全のためヘルメットをつけた事で、「ヘルメットおじさん」のキャラが誕生した。
その後他のコーナーでもネタにされるほどのインパクトを残す。また、チャレンジ時に発した「I can do it!」のセリフもブレイクし、その後のイッテQのスローガンになる。
バリエーション
ヘルメットおじさんブラック
男3人祭りでドイツの「漁師の棒祭り」にて初登場。
内村が力を求めるあまりダークサイドに堕ちた姿で、ヘルメットが禍々しい形状に変貌し目や口元に赤いラインが引かれている。略称はブラックで、決してヘルブラとかではない。
作戦会議の時に「目ぇ突こうぜぇ」と言うなど、悪魔らしく卑怯な手段も厭わない性格となる。しかし体力をかなり消耗するようで、任意でスイッチをオフにすることが可能。
だが祭り当日、3人の中で好調だった先鋒の宮川が敗北してしまう。そして船の舳先にいたのは、あまりにも追い詰められてキャラクターを演じきれなくなったありのままの内村光良(50)であり、試合に敗北してしまった(その後の手越も敗北し、結果も惨敗に終わった)。
余談だが、制作側はコーナー冒頭のアナ雪名場面再現シーンに5時間を掛け、変身時のCGに多額の費用を使った模様。
そして香港でのカレンダー企画で再び登場する。バク転だけと聞いていたのにワイヤーアクションをやらされた事や宿泊先のホテルの事情など、様々な不満を口にしていた。(後者に関しては直後に「ホテルの悪口になりますよね…」と反省していた。)
ヘルメットおじさんスネーク
タイの「コブラだらけの水泳大会」で登場。蛇に触れられない内村に村を代々守るコブラの化身が宿った姿。頬に蛇皮のペイントが塗られ、オネエ口調で「~ざんす」という語尾を使うのが特徴。
ヘルメットの形状は全体的にブラックのもので、中央にコブラの装飾が付いている。
この姿となった内村はなんとか蛇に触れられるようになるも、3分しか持たないらしい。
退場の際に内村は「なんだこれ…」と本音を漏らしていた。
ヘルメットおじさんW
男3人祭りでタイの「泥棒祭り」にて登場。
内村の心の中にある勝ちたいと思う競争心と痛めた足をかばう弱気な気持ちから生まれた姿。
センターマンのように右半身がヘルメットおじさん、左半身がヘルメットおじさんブラックの姿で分かれている。
こちらでもホテルの不満を口にしており、特にベッド脇にある照明の電源スイッチを見つけられなかったことにより寝不足になったと言っていた(実際は照明の下の机に付いていたが、蓋が引き出しと見間違えるようなデザインで紛らわしかった)。
この時のナレーションが立木文彦である事を踏まえると、明らかにあの特撮番組を意識したと思われる。
名言
「I can do it!」
「最後に笑うのは誰かって事よ!」
「Go to hell …メット!」
「テレビの前のちびっ子達、食ってやろうか!!!」
「金庫かと思ったら冷蔵庫でした」