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センシティブな作品

概要

その名の通りおしっこが入ったペットボトルである。

「黄金のペットボトル」「ションペット」とも呼ばれる。(タグとしては「尿ボトル」が用いられる。)

ペットボトルにおしっこを入れる行為を「ボトション」「ボトル放尿」、ペットボトルでおしっこをする癖がある人を「ボトラー」とも。

なぜペットボトルでおしっこをするのか。

それはおそらくトイレに行かずにその場で済ませられるからだろう。特に長時間拘束されるトラック運転手に多い。

また、他者との関わりを避けて部屋などに引き籠もるような人にも、トイレに行く際に家族などに会うのがイヤでそういった行為に及ぶイメージがある。(実際はいわゆる「廃人」がトイレに行く余裕がなくて行うと考えられる。)

ノンフィクション作家・菅野久美子氏によれば、尿入りのペットボトルは、男性孤独死した現場からよく見つかるという。

なお、ペットボトルに尿を入れた結果飲料水と間違って飲んでしまった事故が多発している。もしボトションした場合は気を付けよう。

女性の場合は?

女性がボトションするのは性器の形状上難しいとされている。

しかし非常用トイレ等のボトションできる携帯品を使えば一応は可能である。

(RONGUI) 非常用トイレ 男女兼用 安心 緊急時にペットボトルが使える¥1,680 税込

実際それらの携帯品を用いてボトションが習慣化している女性も一部いるようだ。

尿入り状態で投棄したら?

この尿入りペットボトルを尿入りのまま投棄した場合は、廃棄物処理法違反(5年以下の懲役または1千万円以下の罰金)となることもある。

実際に2022-05-10 新潟市東区上木戸在住で土木作業員の男性(38歳)を計約70kgの尿入りペットボトルを投棄したことで、新潟東警察署に、廃棄物の処理および清掃に関する法律違反(投棄禁止)の疑いで逮捕された。

尿は完全に捨ててから廃棄すること…というか、空のペットボトルでもその辺に投棄してはいけない。

公害

山梨県の富士山麓青木ケ原樹海で投棄されているのが確認された。

野口さんが理事長を務める認定NPO法人富士山クラブは富士箱根伊豆国立公園で清掃活動をしてきた。公園を横切る国道139号沿いで2020年度に回収したペットボトルのうち、中身が入っていたのは27%(3050本中810本)。ほとんどが「尿入り」とみられる。

21年度は35%(1220本中424本)、22年度の5~7月には50%(713本中353本)と年々、割合が増えている。

尿は時間が立てばたつほど変色し、臭いもキツくなる。また、色のせいでたまにお茶と誤認されることも。

他の旅行者にも、森の生き物にも公害なのだ。

森の中でボトションしてしまった場合はきちんと持ち帰り、その上で処分しておく(!)。

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