概要
今村昌弘氏のデビュー作にして、第27回鮎川哲也賞受賞作。また、『剣崎比留子シリーズ』1作目にも当たる。
2017年月に東京創元社より刊行され、『このミステリーがすごい! 2018年版』国内編、〈週刊文春〉2017年ミステリーベスト10/国内部門、『2018本格ミステリ・ベスト10』国内篇で3冠を達成、さらに第18回本格ミステリ大賞〔小説部門〕fを受賞し話題作となった。
2019年9月に文庫化。
2019年5月より少年ジャンプ+にてコミカライズ版が連載開始。(作画:ミヨカワ将 )
また、2019年12月には実写映画も公開される。
あらすじ
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション『紫湛荘』を訪れる。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は事件の解明に挑む。
外部リンク
関連動画
関連項目
魔眼の匣の殺人……次作