概要
原作で冬樹が当初所属していた「漫画研究部」の部長で、眼鏡がトレンド。
いわゆる「残念なイケメン」枠のキャラで、外見は整っているものの、ネチネチと回りくどい「マンガオタク知識」を話すため、部活の後輩から煙たがられている(つまり「黙ってればイケメン」)。
初登場は原作11話で、その後23話という早い段階で再登場を果たし、その後も初期の話では度々登場したため、準レギュラー扱いされるかと思われたが…
彼の存在
他になかった特徴の登場人物で、ゲストキャラクターにしてはかなり早い段階で再登場を果たしたため、後に頻繁に登場するのかと思われたが、冬樹が漫研を辞めて西澤桃華とオカルトクラブを創設すると同時に彼の出番も無くなり、最近の回は一切登場していない(原作での最後の登場シーンは桃華が冬樹の写真を取るつもりが、間違えて山口を撮ってしまい、桃華が自分に気があると勘違いしてしまうというもの。ちなみにこの時も久々の登場であることを自虐する発言をしていた)。つまり簡潔に言うと「可哀そうなキャラクター」なのである。
テレビアニメ版についても、原作で同等の扱いである天王寺麻美やノントルマの少女は(設定をすこし変更してでも)登場しているにもかかわらず、彼だけが登場していないのである。
しかし、勘違いしないでほしいのが公式から完全に存在が抹消されたわけではない。
ケロロ軍曹の公式ガイドブックでは、地球人の欄に彼の名前がきちんと記載されている。特に22.5巻では、基本準・準々レギュラー扱いのキャラは他キャラより少しだけ大きくプロフィールが描かれているのだが、その中に彼が入っているので一応準・準々レギュラー扱いではある様子。