概要
神界に住む紅葉たち貧乏神の長。美人だが紅葉たちと同様に貧乳。貧乏神として長い年月を経ているため膨大なエナジーを有しており、それに比例して身体も紅葉たちの倍以上は大きい。桜市子の異常な量の幸福エナジーを危惧し、紅葉を人間界に派遣する。市子の予想を上回る強大さに一度は紅葉に撤退を命じるも、普段からは考えられないほどのやる気を見せる彼女の剣幕に押され、任務継続を許可した。いい加減な紅葉を度々説教しているが、屁理屈で強引に言いくるめられたり、適当にあしらわれたりしている。現在はゴスロリ服だが、昔は喪服を着ていた。ヴィジュアル系バンドの大ファンであり、紅葉に関連グッズで買収されたこともある。
「貧乏神の長」とは言っても、その上に隠居した長老たちがいるため実質中間管理職であり、上司の無茶ぶりと部下(主に紅葉)の勝手に振り回される日々を送る苦労人。そのため友人である花梨(疫病神の長)や苺(死神の長)たちとよく愚痴をこぼしあっている。とは言え基本的には部下を信頼しており、紅葉や黒百合たちからも「山吹姐さん」と呼ばれて慕われている。
性格は非常に真面目な常識人。「キャリア組」のエリートで現場の経験は少ないらしく、あまり前には出たがらない。かなりナイーブな一面もある。しかし、「普段真面目な人ほど怒ると怖い」の典型で、本当に怒った時は笑う。この状態は紅葉すら本気で恐れおののくほどで、昔調子に乗り過ぎた貧乏神が一撃でヒトガタを粉砕されたあげく、神の力を全て奪われてしまったらしい。