概要
柏葉幸子による日本の児童文学。『岩手日報』内の『日報ジュニアウイークリー』内で2014年5月10日から2015年7月4日まで連載され、2015年9月11日に内容を加筆修正した単行本が講談社から刊行された。
岩手県の沿岸地方にある「狐崎」を舞台に、東日本大震災をモチーフとした災害で被災した身寄りのない少女と主婦、そしてその2人に救いの手を差し伸べた老婆の3人が、古民家で共同生活を営みながら、遠野物語を彷彿とさせる伝承や妖怪に出会う日常ファンタジーとなっている。
劇場アニメ
2021年8月27日に公開。東日本大震災で被災した東北3県を舞台とするアニメ作品を発表するフジテレビの企画「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として制作された。
制作-davidproduction。
舞台化
2021年2月6日~12日 岩手県内
2021年3月17日~21日 東京芸術劇場