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峠アオバ

とおげあおば

「峠アオバ」とは、宮尾岳氏による漫画作品「並木橋通りアオバ自転車店」シリーズに登場するキャラクターである。

概要編集

アオバ自転車店(峠輪業)の一人娘。サイクルエンジェルを自称する、頭の中の97%(※)が自転車(と商売)の事と言われる血筋的にも家業的にも性格的にも生粋の自転車バカ。店の名前は彼女の名前が由来。※話によって数値が変わることもある。

  • 誕生日は3月1日(1期13巻より、改築したアオバ自転車店のオープン日でもある)、身長は具体的には記されていないが、1期8巻の「あと30センチアレバ自転車店」では中3になった彼女が158センチになって喜んでいる姿が描かれており、「30センチ大きくなっても」という台詞があることから現在の身長は某ネコ型ロボットの身長に近い128㎝であることが窺える。そして「最上ヒデキ」のファン(TV番組で共演したアイドルユニットTRAPよりもヒデキのサインをもらって喜んでいたこともある)。
  • 愛車はプジョーNS40。母親のワカバが学生時代から乗っていたものを乗り継いでいる、すごく大事な相棒的存在。ワカバから乗れる背丈になったら譲ると約束し、サドルを下げることで乗れるようになったことで彼女の愛車となった。車体色はワカバが乗ってた頃の白が傷んできたこともあり「あの空とおんなじ色」として選んだ水色にリペイントされている。NS40の「NS」は「NOUVEAU STYLE」(ヌーボスタイル=新型)を意味する。アオバに継いでからのカスタマイズとして、フロントにハンドルバー固定の籐風のバスケットを追加し、シマノ製のMTB用シューを加工して装着している。これはオリジナルのブレーキシューのメーカー在庫がなくなったことによるもので、約20年程前の創作(後述)もそのブレーキの強力な制動力に驚いていた。そして「地味な仕事だが一級品の腕前」と未来の工一を褒めていた。
  • 時々過去や未来にタイムスリップしており、ワカバが初めて峠輪業に行く70年代や中学3年生となる5年後の世界に飛んだりしている(ただし後者についてはワカバが5年後もまだ療養所で入院してたり、一番の仲良しの子であるユミが転校してなかったりといった後の展開に矛盾が生じてくるのと、次の年から中学の制服がセーラー服&学ランからブレザーに替わることが明かされる。更には1期15巻巻末ではパラレルワールドと書いてあることから夢オチの可能性が高い)。
  • 工一には「パよりラ」(シン"パ"イ(心配)するよりシン"ラ”イ(信頼)してほしい)を願っている。
  • 幼稚園までは二人の事を「パパ・ママ」と呼んでいたが、小1の時に二人から「お父さん・お母さん」と呼ぶように言われ、アオバは二人に対してそれまでお互い「さん」付けだった呼び方を「あなた・ワカバ」にするよう指導した(ただしワカバは場合によっては「工一さん」と呼ぶこともある)。
  • TVインタビューでそのバクハツぶりを買われたことでTVに出演したのを機にTV局からの出演依頼もあり、瓶底眼鏡に博士帽子と体全体を覆う博士風のワンピース服を身にまとった「サイクル・エンジェル」(一応自分の名前を出してることもある)として度々TV番組に出演している。


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アオバ自転車店

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