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概要編集

明治時代を舞台に、雑誌記者・里見高広と美形の天才絵師・有村礼の2人の青年が身の回りで起こる事件を解決していく帝都ミステリー。

礼はシャーロック・ホームズシリーズの大ファンで、2人の活躍ぶりは作中で「腰の低いホームズと高飛車なワトソン」とたとえられる。


あらすじ編集

時は明治。シャーロキアンで絶世の美貌にして天才絵師(ただし性格には難あり)有村礼と、その友人で司法大臣の息子でありながら雑誌記者の里見高広。

一見すると凸凹な二人が帝都で巻き起こる不可思議な事件を倫敦の名探偵さながらに鮮やかに解決する。


主要人物編集

有村礼

美人画の巨匠と称される天才絵師。本人も絶世の美貌の主。

だが性格はかなりひん曲がっており、人や物の好き嫌いが激しい気まぐれ者。

高広に翻訳してもらってからシャーロック・ホームズの大ファン。


里見高広

礼を担当する雑誌記者で友人。司法大臣の子息(養子)という華々しい経歴を持つ。

毎度礼の『探偵かぶれ』と気まぐれに振り回される苦労人。


怪盗ロータス

帝都の巷を賑わせている怪盗。毎回木彫りの蓮を置いていくことからこう呼ばれている。

悪しき者から宝を盗んで行く事から義賊と称する人もいる。


安西検事

怪盗ロータスを捕まえようと躍起になっている検事。

ロータスとは因縁がある様子。


刊行編集

『人魚は空に還る』

『世界記憶コンクール』

『人形遣いの影盗み』

『怪盗の伴走者』


関連タグ編集

小説 ミステリー 明治

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