『オンラインゲームの悪夢』
ゲーム雑誌ファミ通でアルバイトをすることになった小日向修は、新作オンラインゲーム「遥かなる永遠の中で愛を叫ぶ本と蜂と熊の私立青柳学園物語」の紹介記事を任される。
略して「青柳学園」と呼ばれるこのゲームは、架空の学園で恋愛や部活動などを通した擬似的な学園生活を楽しむという内容。その中でレアNPCである「生徒会役員」たちと仲良くなり、その過程をレポートすることになった修は、苦労の末に書記の「忍」と仲良くなる。
可愛らしく献身的な彼女に、しばし仕事を忘れて没頭する修だったが、プログラムに過ぎない筈の彼女の言動に次第に違和感を感じるようになる。やがて現実の修にも異変が起こりはじめ……。
概要
シナリオのほとんどが実写で描写されるこのゲームにおいては、非常に珍しいイラストのキャラ。このシナリオに出てくる他のイラストキャラ含めキャラデザがしっかりしているため、一部のユーザーから「もうこの絵柄でゲーム作れよ」と言われているとかいないとか。
シナリオ序盤では主人公にクッキーを焼いたり、部屋の掃除をしたり、ラブレターを渡したりとこれなんてエロゲ?な展開を見せてくれるが、残念ながら15歳以上対象のホラーゲーム(仮)なので脱がない。シナリオ後半からは豹変し、ヤンデレ特有の顔芸や猟奇性も見せてくれる。
陳腐とすら言えないようなストーリーや、見た目も中身もアレな人物が多いこのゲームにおいて、彼女が登場するシナリオはボリュームがあり他のシナリオとも絡んでいるため高い評価の分類に入り、彼女自身の外見が普通に可愛いということもあって人気キャラクターの一人と言える。
余談
キャラクターデザインを担当したのは初期のアパシーシリーズも手掛けていた芳ゐ氏。