概要
天武天皇の皇子、母はカジ媛(宍人大麻呂の娘)、官位は三品・知太政官事。刑部親王とも表記される。
経歴
天武天皇元年(672年)の壬申の乱では大津宮から吉野へ向かい父大海人皇子と合流、天武天皇3年(674年)に石上神宮に赴き神器の武器を磨く、天武天皇8年(679年)の吉野の盟約の一人となる、天武天皇10年(681年)に帝紀の編纂に参加、後の文武天皇4年(700年)に藤原不比等と共に律令を編纂し翌年の大宝元年(701年)に三品となり同年に大宝律令が完成した、大宝3年(703年)に知太政官事となり景雲2年(705年)に薨去。