概要
天武天皇の皇子、母は鸕野讃良皇女(持統天皇)、文武・元正天皇の父。
経歴
天智天皇元年(662年)に誕生、壬申の乱では父大海人皇子に従い、東国へ向かった。大海人皇子が即位し天武天皇となり後の天武天皇10年(681年)に皇太子となる、天皇崩御後に弟大津皇子が処刑され、政務は母で皇后の鸕野讃良皇女と共に行うが持統天皇3年(689年)に薨去。
死後の天平宝字2年(758年)に岡宮御宇天皇の号が贈られた。
系統
・氷高皇女(ひだかのおうじょ、第44代・元正天皇)
・軽皇子(かるのみこ、第42代・文武天皇)