概要
M2は『M2ショットトリガーズ』での本作復刻決定PVをアップした。
このPVが初解禁された『M2STG生放送2』第一回にて、オファーをしたのはM2側ではなくCAVE側から(ケツイ移植度の高さなどに感銘した)だということをゲスト出演した池田恒基氏が語った。上記リンク先動画では池田氏が楽曲担当者は誰がいいか聞かれた際に並木学氏(上記リンク先動画のシークレットゲスト)を推し、それがとおり担当することになる(池田氏はバトルガレッガなどの並木氏が楽曲担当した作品が好きで並木氏も首領蜂をロケテストプレイするほどのCAVEファン)。同プロジェクトは過去にCAVE作品を3作品※復刻しており、本作は通算第10弾になる。
『M2STG生放送2』第二回にて、正式タイトルが『怒首領蜂大往生 臨廻転生』と発表された。
初期稼働のバージョンとBLACKLABELも収録する。
主な収録タイトルは無印版とブラックレーベル版でM2ショットトリガーズでお馴染みのスーパーイージーモードを収録した内容になってる。
ガジェット
毎度おなじみの便利機能
PLAYER SCORE
プレイ中のスコアとゲームモードの情報を表示。
中段はコンボを加味した敵の撃破ごとの点数、現在のコンボで獲得した総得点を表示する。M2STG生放送2によると大復活は粗点とコンボの表示は存在したが大往生は存在してなかったため、ガジェットで初表示となる。
下段は蜂アイテムのスコア、MAXIMUM BONUS獲得中は秒間あたりの獲得スコアを表示。
PLAYER INFO
選んだ自機とエレメントドール、現在の残機とボム数とパワーアップ状況を表示。
HYPER INFO
HYPERゲージの情報を表示。
ストック中のHYPERゲージを数値で表示、同ゲージの増加要因をリアルタイム表示する。
発動中は残り時間と発動したHYPERレベルを表示する。
2ND ROUND
2周目に到達するための条件と、到達状況を表示する。
ミスを頻繁に繰り返してないか、ボムを無駄に使ってないか、蜂ボーナスを取り逃してないかの確認ができるようになった。
DAMAGE EFFECT
ショット、レーザーそれぞれの敵へ与えるダメージ量を数値で表示する。
オーラ撃ち発生中ランプで発動中になっているのか、何箇所接触しているか解るようになる。
BEE BONUS INFO
ステージ中で獲得した蜂ボーナスの獲得状況と直近で蜂ボーナスを獲得した時のHIT数を表示する。
GAME RANK
ゲーム中の難易度のベースとなる「HYPER RANK」と弾速(BULLET SPEED)および弾の間隅(BULLET INTERVAL)を表示
BATTLE ACHIEVEMENT
シリーズ号令の評価情報。
COMBO INFO
現在接続中のコンボ情報を表示。コンボ接続の残り時間と現在のコンボ数と攻撃別の内訳を表示。
STAGE MAP
プレイ中の地図と現在地を表示する。ステージ内に隠された蜂の出現位置や一度ミスした位置を[CAUTION!!]で表示する等攻略に役立つ情報を集約する。
ボスの場合は体力と残り時間を表示する。
MUSIC INFO
プレイ中に再生されているBGMの情報を表示。
スーパーイージーモード
ショットトリガーズシリーズでおなじみの初心者用ゲームモード。
主な特徴は
- 敵弾の数は少なく、早さを極力に減速化しつつ、「避け応え」を残した。
- 雑魚敵の出現量と中型機大型機の体力は変わらない。(=コンボつなぎ手順の練習に使える)
- ハイパーやボムを持った状態で被弾するとミスにならず、自動的に発動。ボムよりハイパーが優先する。
- ハイパーはアイテムではなくゲージが溜まった瞬間に自動で取得となる。
- 1周エンド。無条件で緋蜂まで登場。
アレンジモード
エレメントドーター3体に対応して3つ用意されている。
共通して1周エンド(緋蜂まで登場)、最初からフルパワー状態、大ボスを倒すと残機増加…と、
スーパーイージーモードとアーケードの中間的難易度に収まっている。
アレンジS
ハイパーショットのみで戦っていくシンプルなモード。
中ボス・大ボスを倒す度に残機増加。
ただし、レーザー・ボム・コンボなどはなく、残機が多いほど難易度アップ。
アレンジL
中・大型機を一定時間以上のレーザーで倒すと全画面の敵弾が消える。
レーザーによるハイパーゲージ増加率がアップ、ハイパーの継続時間と無敵時間はダウン。
オートボム&ハイパーあり。ただし、このアレンジモードのみ中ボスを倒しても残機増加はしない。
アレンジEX
2周目を残機あり+ほぼアレンジL仕様で挑戦。
中ボス・大ボスを倒す度に残機増加。
BGM
ARCADE
アーケード版準拠のモノラル音源を忠実に再現したセット。
STEREO 2023
原作の作曲家並木学が自ら本作の為に再構築したステレオセット。
再生録
スーパースィープによるアレンジセット。
関連動画
第一弾PV
余談
- 移植元の基板は20万円近くもするプレミア価格になっており、ブラックレーベルは現在に至るまで出回りが非常に少なく、30万円近くもするプレミア価格である事から購入方法は困難になった。
- M2ショットトリガーズに選ばれた事でパッケージ版の価格は7480円、ダウンロード版は4950円になった事で手軽に買えるようになった。
- セーブファイルは1つのモードに99個。これはPS4のみの上限でこれまでのM2ショットトリガーズの中で最大規模のセーブファイル数となる。
- 何故99個になったのかはM2STG生放送2で久保田和樹が当時ディレクターを務めた『ケツイ Deathtiny 〜絆地獄たち〜』で頻繁にセーブする場面が多く、従来の30個では埋まってしまった過去があり、本作の開発の際にテストプレイヤーから100回も要望が贈られた事から実装した。その結果、従来より実装する時間が掛ったとの事。
- switch版はスペックの都合で従来の30個のままになった。
- 本作には無印からブラックレーベルが出る間に海外のみで発売された海外版大往生といえる『怒首領蜂Ⅲ』が同時収録されることがM2STG生放送2第9回にて発表された。