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IKD

いけだ

IKDとは、株式会社ケイブ(CAVE)のプログラマー、池田恒基(いけだつねき)氏の愛称である。         そして人類の敵(弾幕STG的な意味で)。

1968年生まれ。岡山県出身。落花生のような長い顔がチャームポイント(?)

元は東亜プランの社員であったが、同社倒産後の1994年、高野健一氏ら元東亜プラン社員達と共にCAVEを設立。ゲーム開発部門の部長を経て、現在は同社取締役副社長を務める。

2013年にCAVEがアーケードコンシューマー両部門から撤退するまで、数多くのシューティングゲームの開発に携わってきた。

代表作に『怒首領蜂』シリーズがある。


弾幕シューティングを確立させたともいえる偉大な人物のはずだが……。狂気じみた難易度のステージやボス、どこか妙な設定や言動のキャラクターたち、極めつけが凄まじいネーミングセンスと独特の言い回し(CAVE語)を次々と生み出していく。CAVEの斜め上っぷりはこの人のお陰(所為)と言えるかもしれない。


人類の敵」という二つ名は、『虫姫さま』に最高難度モードである「ウルトラモード」を搭載した理由について、攻略DVD中のインタビューで「人類に挑戦してみようかな、と…」と語ったことに由来している。

そもCAVEの弾幕シューをノーミス・ノーコンティニューでクリアした時点で人類辞めたように思えるんだが…ぶっ飛び過ぎです。

本人もこのフレーズは気に入っている模様で、Xbox360版『怒首領蜂最大往生』資料集にて、CAVEのアーケード・コンシューマー両部門からの撤退を告知する際にも、「人類に対しての挑戦も我々の勝利で幕を閉じさせていただきます」と記している。


エスプガルーダ』シリーズのボスキャラ「セセリ」への偏愛は有名。『エスプガルーダⅡ』は別のプログラマーが調整を担当していたが、「どうしてもこれはやらせてくれ」と懇願した結果、5面(最終面前)ボスとして再登場したセセリの調整を担当。その結果、ラスボス「クジャク」より強い「憎悪に満ちたセセリ」が誕生。浅田誠氏(IKD氏の後任のゲーム開発部門部長)から「ゲームでキレたのは初めてだ」「今すぐ(IKD氏の机に行って)殴ってやろうかと思った」と殺意を抱かれた程。

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