作詞:稲葉浩志 / 作曲・編曲:松本孝弘 / 編曲:明石昌夫
概要
曲の初出は1992年10月7日に発売された11thシングル『ZERO』のC/Wに収録されている。
カップリング、ノンタイアップ、オリジナルアルバム未収録ではあるが、ファンの人気が非常に高く、ファン投票では1998年のベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』で1位、2008年のベストアルバム『B'z The Best "ULTRA Treasure"』で2位にランクインして収録されている。
楽曲について
男性の思春期の淡くて叶わない恋心を描いたポップなラブソング。明るい曲調ではあるがどことなく青春の切なさも描かれている。
稲葉が当時パーソナリティーを務めたラジオ番組『B'z WAVE-GYM』の番組宛に送られてきたリスナーからのメッセージに刺激を受けて制作された。
稲葉は歌詞について「松本のメロディーを聴いて“胸キュン”な感じがあったので、それを表現しようとした」と語っている。松本によるとメロディは随分前から存在していたらしく「しばらく寝かせていた曲は不思議と人気が高い」とのこと。
歌詞に「松本」が登場するが、これは稲葉が洋楽などでは頻繁に人物名が歌詞に登場していて、そういう遊び心を自分もやってみたかったとのこと。
ライブ演奏
ベストアルバムで上位に入ったこともあり、カップリング楽曲の中ではライブの演奏頻度は高い。特に『Pleasure』ライブではほぼ定番曲と化している。
ライブでは振り付けを行う楽曲となっている。振り付けを担当したのはレイモンド・ジョンソン。
また、2番の「なにかな?」の部分では何かしらの寸劇が入るのもお約束。
振り付けは冒頭、各サビ、ラストの4か所で行われている(下記の関連動画参照)。両腕を広げるのでライブで行う際には周囲への配慮は忘れずに。
1995年のライブツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"』では新たな振り付けが披露されたが、一度きりでそれ以降は通常のものに戻っている。
2020年の無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』では、ファンクラブ会員から事前に募集した振り付け動画をスクリーンに映し出して皆で一緒に踊るという演出になっている。