作詞:稲葉浩志 / 作曲・編曲:松本孝弘 / 編曲:明石昌夫
概要
6thアルバム『RUN』からの先行シングル。
カップリング曲にはファンに人気の振り付けナンバー「恋心(KOI-GOKORO)」が収録されている。
CDジャケットには薔薇と蝶をあしらったロゴが登場。このロゴはアルバム『RUN』の裏ジャケット、『B'z LIVE-GYM Pleasure '92 "TIME"』のツアーロゴ、『B'z LIVE-GYM '93 "RUN"』のメンバー衣装にも使用された。
発売から17年後の2009年、キリンビールの発泡酒『麒麟ZERO』のCMソングに使用された。
楽曲について
これまでのポップ路線から大きく異なるロックとファンクを融合したヘビー楽曲となっており、ジャジーで軽快なピアノ演奏のイントロから始まり重厚なギターが押しのハードロックナンバー。ラストは松本が電気ドリルを使いギターをかき鳴らす。
2番間奏部分のラップは歌詞カードには記載されていないが下記の通りとなっている。
「人のすることに 文句ばかりつける ノンキオンナだきゃ避けて通りたいけど、自分だって悩める人の心情 理解した気で 余裕しゃくしゃく 鏡のぞいてみりゃ 昔と変わらん Same ol’ 田舎者(hi) 冷や汗かき 踊ってる(踊ってる) 可笑しいネ ハハハハハ」。
()の部分はライブでは観客がコーレス返しする。
ライブ演奏
『B'z LIVE-GYM Pleasure '92 "TIME"』のアンコールにて未発表曲として披露されたの初演奏で以後ほぼ毎回演奏されている定番曲。2020年に行われた配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-"』のDay5内で行われた「B'z LIVE演奏回数ランキング」では第2位を記録。
毎回ライブ演奏されているため、様々な演出・アレンジが施されている。以下、代表的なものを記載する。
- 冒頭の伴奏部分で2人が反時計回りに身体を回転する。
最も有名なライブ演出。
これは「時間をZEROにする」=「時を反時計回りにして巻き戻す」から来たものとなっている。
しかし、体力的な事情もあり2008年のライブツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-』で封印宣言がなされた。
- ライブの警備員に扮装したスタッフがラップの部分を復唱する。
2002年のライブツアー『B’z LIVE-GYM 2002 GREEN ~GO☆FIGHT☆WIN~』、2018年のライブツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018-HINOTORI-』にて実施。
『HINOTORI』アリーナ公演は普通のスタッフによるものだったが、ドーム・スタジアム公演の一部ではブラックマヨネーズの小杉竜一が警備員に扮装して登場。軽快な動きで会場を盛り上げた。
さらに9月21日の東京公演ではステージのカメラマンに扮装した木村拓哉が登場した。
『HINOTORI』では日替わり楽曲であったため、ライブ映像作品には未収録となっている。
- 2人だけでの演奏。
2015年のライブツアー「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」ではサブステージにてスローテンポなブルースアレンジバージョンにて歌詞を一部省略して披露。松本はスライドギター、稲葉はブルースハープとハイハットを使用している。