CV:白井悠介
概要
本作の主人公にして、『秘密結社キサラギ』の下っ端戦闘員。
女性型戦闘アンドロイド・キサラギ=アリスと共に地球によく似た惑星の征服へと派遣されることになる。
その惑星のグレイス王国では亡国の戦闘員だったという設定で傭兵として雇われ、スノウたちを率いて外道とも取れる方法で魔王軍と戦い、侵略活動を進めていく。
その過程でキサラギ製の武器を転送するために必要な「悪行ポイント」を稼ぐため、セクハラやくだらないイタズラを現地の人間や魔物にしてきたせいで、すっかり変態扱いされている。
人物
悪の組織「秘密結社キサラギ」のなかでもキサラギがまだ小さな組織の頃からの古参(キサラギにバイトに入ったのが高校時代)かつ歴戦の優秀な戦士として知られ、それに見合うだけの実力を誇る。
下っ端戦闘員でありながら、その戦績と実力ゆえに組織の幹部にもタメ口で話すことができるほど一目を置かれ、戦士としてはだれからも信用され、信頼もされている。
捻くれた性格で悪の組織らしい言動が目立つが、頼み込まれると断われないなど悪人になりきれない一面があり、大きな悪事を働く事で強くなる事を目的とした「悪行ポイント」を稼ぐ為の悪事もセクハラといった小さい悪事ばかりである。
おまけに悪知恵こそ働くが地頭が悪く、細かいことを考えるのが苦手ですぐにモノを忘れてしまう。趣味嗜好も中学生男子なみで、しょうもないイタズラやくだらない下ネタが大好きなおバカさんである。
本来なら幹部になってもおかしくない彼が戦闘員の地位に甘んじているのは、上述の性格やいい加減な行動が災いしているからである。一応、面倒見が良くて頼りにもなることからそれなりに周囲から慕われてはいるものの、数々の問題点が男としての魅力を帳消しにしているため、まるでモテない。
そんな彼だが、バイト時代からの付き合いである上司アスタロトに対する気持ちは本物で行動原理も彼女の笑顔のためだったりする。
ちなみに彼の発言によればバッタ型の怪人を作るのは組織ではタブーだったらしい。何故なのかは…お察しください。
戦闘能力
戦闘員として受けた肉体改造手術とパワードスーツの一種であるキサラギ戦闘服による相乗強化によって、常人を遥かに凌ぐ身体能力を発揮することが可能となっている。
6号の場合これに長年前線で戦い続けて生き延びて来た中で培った卓越した戦闘技術と鋭い勝負勘を有し、素の状態でも戦闘員の枠を超えた実力を有している。
キサラギからの適切なバックアップさえあれば格上の相手をも寄せ付けないポテンシャルを発揮出来るが、悪行ポイントが常に不足している6号はその重要なバックアップを満足に受けられないため、大抵素手か軽装備での戦闘を強いられがちなのが難点。
なによりの強みはどんな過酷な戦場でも必ず生き延びるしぶとさであり、彼が派遣されたのもちょっとやそっとでは死なないタフネスを見込まれたが故である。