黒のリリス
くろのりりす
CV:石原夏織
”黒のリリス”とは、『戦闘員、派遣します!』の登場人物である。
世界征服を目指す悪の「秘密結社キサラギ」にあって怪人アンドロイドの改造、開発を一手に担う天才科学者。戦闘アンドロイド・キサラギ=アリスも彼女の作品のひとつである。
しかし、「なんとかと天才は紙一重」の言葉通りの性格でもあることから、組織の幹部でありながら戦闘員六号から「バカ」呼ばわりされている。
六号とアリスが異世界に行くために使われた転送装置も彼女の作品である。
アスタロト、ベリアル同様キサラギ黎明期からの古参幹部で戦闘員六号とも長い付き合いであり、彼に軽口を叩かれても笑って許す仲である。
ちなみに本名は安田。キサラギの幹部の中でもトップクラスの懸賞金がかけられている。
残念な天才である反面、服飾感覚は至って健全であり(貧乳かつ見た目が子供と言うメタな理由もあるだろうがセクシーな格好はせいぜい水着回で見せたスク水白衣くらい)、アスタルトとベリアルの格好に対しては六号と同じくコスプレ扱いしている(彼女達はコスプレ好きの痴女ではなくあの格好を悪の幹部のユニフォームか民族衣装的な感覚で着こなしており、要するに普通の人から見たら2人の服飾感覚はバグっていると言っても過言ではない)。
悪のマッドサイエンティストではあるが、意外と良識を弁えているところがあり、六号達の無茶苦茶さに素で引いてしまうこともしばしば。頭脳派らしく戦闘面は不得手であるが、身体に直結させた機械式触手による高度な機械操作を得意としている改造人間である。
後に六号達の要請を受けて六号達の派遣された惑星にやって来たが、自身の科学力が通用しないレベルの危険性を誇るこの惑星の生態系に圧倒されることになった。また、彼女の調査によってこの惑星に眠る古代遺物(アーティファクト)はキサラギの科学水準すら上回っていることが判明し、この世界を侵略するのは荷が勝ちすぎるのではないかと危機感を抱くことになった。