概要
人間が何かをやる時、時として最善を尽くしたにもかかわらず、どうしようもないことが起きる。
事例
その1 ドカベン
経過
2年の夏の大会3回戦。両者ヒット1本打てないまま、7回裏、打順は4番不知火から。里中智の第1球を打つ。打球はサード岩鬼のグラブを弾き、レフトへ。微笑三太郎がダイビングキャッチするも、ダイレクトかワンバンか微妙なところ。ところが3塁塁審が熱中症で倒れており、判定を下す者がいなくなってしまった。他の審判は遠すぎて判定ができない。それでも何とか判定をしようと以下のことをする。
- ボールに付いている汚れを見る→泥だらけで失敗。
- ビデオ判定→肝心なところで岩鬼の頭が隠してしまっている。
- ボールデッドにする→不知火を何処の塁に戻すべきか分からない。
結局判定を下せず、苛立ちばかりが募る。土井垣監督の猛抗議に腹を立てた布施主審は、没収試合もも辞さないと発言する展開になってきた。
結果
三塁塁審が無理をしてアウトを宣告。不知火はアウトとなりプレー再開。
余談
水島新司の予言が二つも的中している。
- 2006年4月21日の阪神対巨人戦で渡真利主審が本当に倒れた。
- ビデオ判定が現実のプロ野球で導入された。
関連タグ
水島新司 ルールブックの盲点の1点:同じ試合で起こった出来事 ドカベン