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拓勝

たくかつ

『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』の登場人物、神童拓人とお勝のカップリング名。
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概要編集

【稲妻ノマカプ】君と出会えた奇跡【拓勝】

神童が戦国時代にタイムスリップして織田信長を探している時、お勝がうっかり彼に水をかけてしまったことで出会う。


主な公式(一部除く)からの発表では


・オリジナルストーリー「イナズマイレブンGOクロノ・ストーン特別編 七夕の逆襲」で、天馬に七夕の願い事を聞かれた神童は、「もう一度、会いたい人がいる」と言っている。

そのあとすぐに、「円堂監督とかな」言い訳しているが、天馬に「俺、まさかあのお豆腐の人(=お勝)かと思いましたよ。あの人、綺麗な人でしたよね」と言われ、動揺していた。


とある誌面にてお勝が神童の初恋の相手であったことが明かされた。


レベルファイブ社長日野晃博氏のTwitterにて「片想いは恋愛ではない」と発言した上で神童とお勝の関係を、「イナズマイレブン初の恋愛話」と言っている。つまり、両想いであったことがわかる。


イナズマワールド 声優ブログにて、神童の声優である斎賀みつき氏が「お勝さんとのちょっと切ない小さな恋を経て、神童はほんの少~し、気持ち的にも大人になったかも、ですね(笑)。 」と語っている。


イナズマイレブンGO 激突ポストカードブック2012に二人で笑いあいながら桜の木の下でお弁当を食べる神童とお勝(を後ろで見守る信長一行)のイラストがある。


レベルファイブ創立15周年記念 キャラクター人気投票100における神童のキャラクター紹介に「好きな食べ物は真っ白なお豆腐」と書かれていた。


・イナモバブログ(現在サービス終了)にて三国太一の家で鍋パーティをした際、とても美味しい豆腐を神童が持ってきた。


・「イナズマイレブンGOギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ 早期購入者特典秘蔵データDVD付き雷門中卒業アルバム」にて「神童のための豆腐弁当!」という記事とともに

天馬「お勝さんの真っ白なお豆腐ほんとにおいしかったよね!神童さんも泣いちゃうくらい!

信助「天馬…それはたぶん違う理由だと思うよ。」

と言われている。後輩にも泣いていたことはバレバレだった。


・「イナズマイレブンGOギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ」にてワンダバにTMキャラバンで過去の雷門中にタイムジャンプできるようになったことを言われたさいに「どうして過去の雷門中にしかいけないんだ?」と不満をもらしている。


などがある。



絡み一覧編集

※ネタバレ注意。



神童の服にうっかり水をかけてしまうお勝。大丈夫だという神童に「風邪、ひきますし」と半ば強引に引き留める。

お勝ちゃん

服を乾かしている間、丘の上で語り合う二人。「お豆腐屋さんなんだね」「私だってお豆腐、作れちゃうんですよ!」そんなたわいもない会話の中、神童と目が合うと恥ずかしそうに顔をそむけるお勝。尾張の人ではなさそうな神童に、どこから来たのかを尋ねるお勝。

神童「こんな美しい景色はあまりないかも。でもそこには、大切なものがあったんだ。俺にとって」

お勝「それって好きな人って事ですか?」

神童「いや、そうじゃないんだ」

服が乾きここで会話はいったん終わる。

(なお、ゲーム版でお勝をスカウトし、選手として使うと、ハーフタイム中にこの会話への「これが拓人様の大切な、サッカーなのですね。」という言葉が聞ける。)


翌日、昨日のお詫びにと神童にお弁当を作ってくるお勝、笑顔で「ありがとう」と嬉しそうに受け取る神童。

その後向かってくる暴れ馬から身を挺してお勝(と太助)を庇う神童。


信長に会うために試行錯誤を重ねる神童たちにもう一度会えるかもしれない、信長の開く花見の宴の料理を運ぶ役目に選ばれたからと、地図を持って走り、伝えに来るお勝。

計画を練っている最中、お勝の弟、太助が男たちに拐われた事がわかる。神童が機転を利かせ藤吉郎を呼びに行くことになる。


(なお、ゲーム上で太助、お勝の母は戦国編、戦国編クリア後も戦国時代に行けば話しかけられるが、お勝に話しかける事が出来るのはこの太助が拐われてから救出するまでの間だけである。ぜひ話しかけておこう。)




  • イナズマイレブンGOクロノ・ストーン13話「大乱戦!白鹿組!!」

白鹿組との試合が始まると同時に神童と太助の名前を呼びながらかけてくるお勝。


白鹿組との試合が終わった日の夜、

天馬、剣城に続いて信助も化身アームドを成功させた。桶狭間の戦いが始まり信長と会うのが困難になるその前に、自分も信長とのミキシマックスを早く成功させなければ。と焦りを感じながら一人ボールを蹴る神童。


「お上手ですね。まるでお月様と踊っているみたい。

 眠れないのですか?何か、お悩み事でも…?」


そう話しかけるお勝に、少し思い伏せた後、悩みを胸に隠し「いや。信長とどうやったら会えるか考えていたんです。」と答える神童。

お勝は神童に歩み寄り「信長様に会われたら、拓人様は行ってしまわれるのですよね」と寂しげに言ってしまう。「え?」とボールを蹴る足を止めてお勝を見つめる神童。


お勝は思わず出てしまった自分の本音に頬を染める

「い、いえ。その…あの…」

あまりの羞恥に神童に背を向けて

「拓人様の、踊るような蹴鞠を見れなくなるのは、さみしいなって…。」

神童はどこか頼りなさげな後姿を見つめながら、そっとお勝の名前を呼ぶ。


しかしその後、隠れて様子を見ていた同じく神童のファンである(なお彼女はそのやりとりに「シン様に近づきすぎ」と少しお勝に嫉妬していた。)が、お勝の踊りという言葉をきっかけに、踊り子として潜入することを思いつき「シン様それです!」と図らず(?)も2人の良い雰囲気をぶち壊した。


  • イナズマイレブンGOクロノ・ストーン14話「潜入!踊り子大作戦!!」

踊り子として花見の宴に潜入しようとする天馬たちに店の手伝いの合間に踊りを教えるお勝。

神童がいないことに気付き「拓人様もいない…」とこぼす。

(天馬とフェイが朝食を調達して帰って来た時に神童が既にサッカーの練習をしていたことから神童が朝食を取っていないことがわかる。)


どうすれば信長のオーラを受け入れられるのか、器を大きく出来るのか、自分に出来るのか…!一人で抱え込み思いつめながらガムシャラにボールを追いかける神童。

化身アームドを身につけることを出来ていない自分。歴史を戻すために、サッカーを守るために、絶対に勝たなければないのに。

考えれば考えるほど暗く黒く曇っていく神童の心。


「拓人様。

 どこか、具合が悪いのですか?」


心配するお勝に向けて無理に笑顔を作り「そうじゃないんだ」とぎこちなく笑う神童。

しかし、お勝が神童から視線を逸らすと、神童はまた苦しそうな表情を見せる。

「そういう時ってありますよね。あの、

 真っ白なお豆腐を食べると、心も真っ白になって、元気が出るんですよ!

笑顔でお豆腐の入った弁当を差し出すお勝。

お勝と顔を合わせると、神童は再びぎこちない笑顔を作り「ありがとう」と弁当を受け取る。

弁当を食べながら虚ろな表情で神童はお勝に話しかける。

神童「お勝さんを見ていて、お豆腐屋さんって、朝早くから夜遅くまで大変だなって思った。」

お勝「そんなことないですよ。けっこう楽しいです」

神童「でも、水は冷たそうだし、あれだけ沢山だと重そうだし、それでも?」

お勝「はい!確かに、拓人様のおっしゃる通り、仕事は大変です。

   でも真っ白なお豆腐が出来たとき、すごくいい気分になるんです。」

神童「いい気分に?」

お勝「この真っ白なお豆腐を食べてくれた人は、みんな美味しいって言ってくれるんです。

   その笑顔を見たら、大変だった事なんて、すっかりどこかに行ってしまって。

   胸のあたりに温かいものが広がるんです。」


そう笑顔で語るお勝を見た神童は、さっきまでの苦しそうな顔でも、無理に作ったぎこちない笑顔でもなく、心からの優しい笑顔に、いつのまにかなっていた。


神童「素敵だね」

お勝「拓人様もですよね。」

神童「え?」

お勝「私がお豆腐を好きなように、拓人様はサッカー、お好きなんでしょう?

神童「サッカーが…好き…


あぁ…、忘れていた。そんな気持ち。

 …あぁ! そうか…!)


神童「ありがとう、お勝さん!」

お勝「ねっ!元気が出てきたでしょう?」

神童「あぁ!」


(いつか、天馬が言っていた。化身は、サッカーが好きな気持ちが形になったものじゃないかって。

 化身と一つになることで、化身アームド出来るなら、サッカーが好きだという気持ちを忘れちゃあいけないはずなんだ。

………間違いない。この感じか。)


お勝の言葉でサッカーが好きだという気持ちを思い出した神童は、化身アームドへの手ごたえを感じ始める。



信長の開く花見の宴に踊り子として潜入したものの、信長のオーラを受け入れきれずミキシマックスに失敗し、信長の命を狙う曲者として捕まってしまう神童たち。

お勝はお茶を運びながら心配そうにその様子を見つめるのだった。




  • イナズマイレブンGOクロノ・ストーン15話「尾張の国の大特訓!」

信長に今川の命で信長を暗殺しにきたのか容疑をかけられているのが神童なのか確かめようと、人をかきわけるお勝。神童の姿を確かめて神童の名前を悲痛に呟く。


今川の手の者でないなら何故度々自分に近づいたのか問い詰める信長に、神童は真実を話す。

時を超えてやって来たことを。ずっとずっと未来の、先の世からやってきたという事を。


お勝はその言葉で、初めて逢った時に神童がどこから来たのか聞いた際に言われた「違う所」の意味を思い知る。


その日の夜、天馬たちに湯豆腐を振舞うお勝。

神童が「すみません、こんなことまでしてもらって…」と話しかけると、お勝はどこかよそよそしく神童から目を逸らし寂しそうな顔で「いえ」と答える。

すぐに少しひきつった笑顔になり全員に向かって「沢山食べてくださいね!お豆腐ならいくらでもありますから!」と元気そうに振舞うが、神童はいつもと様子が違うことを怪訝そうに見つめる。

そして自分を見ないようにしているような、逸らされたままのお勝の顔をずっと見つめているうちにはっと気付く。

お勝の様子の変化の理由に。

笑って湯豆腐を頬張る仲間、しかし神童は一人、目を伏せてうつむくのだった。


天馬たちがお豆腐の味や色を笑顔で絶賛していても、

”作ったお豆腐を美味しいと言って食べてくれる人の笑顔を見たら、大変な事なんてすっかり忘れて、温かいものが広がる”

はずのお勝の表情は沈んだままだった。


太助に未来から来たことや、プロトコルオメガの事を聞かれ、次の戦いがこれまでと比べ物にならない程厳しいものになると答えるフェイ。詳しいことを話そうとする天馬をさえぎり、一人屋敷の外に出たお勝は胸に手を当てて、そっと目を閉じた。


次の日、何度失敗しても化身アームドの練習に取り組む神童を、お勝は陰から見つめて神童の名前を囁く。

そして、決意をする。


その夜、サッカーの練習を終えて帰ってきたメンバーに鍋を振舞うお勝。

「しっかり食べて力をつけないとね。

 さ、拓人様も!」

お勝の出逢ったばかりの頃と変わらない笑顔と態度に神童は戸惑う。


(拓人様にとって、サッカーがいかに大切なものなのか、よくわかりました。

 お引止めすることなど出来ないことも。

 だったらここにいる間だけでも、力にならせてください…!)


神童は仲間に甲斐甲斐しく給仕をするお勝を見つめながらそっと心の中でお勝の名前を呟くのだった。


試合までの残りの時間、刹那の一緒にいられる幸せ。添いながらやわらかく笑いあう二人。

桜日和



  • イナズマイレブンGOクロノ・ストーン16話「うつけ祭りの決戦!」

太助たちが一夜城を成功させ、剣城の化身アームドのシュートにより同点に追いつき、試合の流れが織田軍に向いて来た。

絶対に自分も化身アームドを成功させようと肩に力を込めて意気込む神童。

観客席から試合を見つめ神童の名前を小さく呟きながら手を組んで見守るお勝。

しかし化身アームドは失敗してしまう。

お勝はもう一度神童の名前を小さく呟き、心配そうに見つめる。




  • イナズマイレブンGOクロノ・ストーン17話「夢の天下」

一夜城が破られ今川軍に追加点を入れられ厳しい戦局に。

化身アームドが成功できないまま苦しい表情を浮かべる神童。お勝はそっと神童の名前を呟く。


化身アームドを絶対に成功させなければ…!一人思いを抱え込む神童はパスを出さずに自分一人で敵陣に攻め込み、再び化身アームドを試みる。

しかし化身アームドは出来ないままメダムに飛ばされてしまう。

お勝は耐え切れず神童の名前を叫んだ。


信長のパワーを絶対に受け継がなければならない…!思い詰める神童はパスを出さず、一人で敵陣に切り込み化身アームドを試みるが、やはり失敗してしまう。その様子にしびれを切らした信長が神童を呼びつける。その様子を見たお勝はあわてて走り出す。

「軍勢の足を引っ張るのなら、控えに下がるがよい!」と言い放つ信長。


「お願いでございます!」


お勝は跪いて頭を下げ、信長に懇願する。神童に試合を続けさせてくれるように、神童が一生懸命サッカーの修練に励んでいると。

履物も履かずに足袋を汚したまま信長に土下座をし只々神童に試合を続けさせてくれるように頼み縋るお勝を見つめて神童はお勝の名前をつぶやく。

信長はお勝を見てフッと笑い、神童に助言をする。

「静と動の使い分けこそ戦術の極意」と。


信長の言葉を受けた神童は無事に化身アームドを成功させ、シュートを決める。

お勝はそんな神童を見て、笑顔で神童の名前を呼ぶ。


(なお、この時ゲーム版では

 「静と動の使い分けこそ戦術の極意。

  どんな時も冷静な判断ができる心。

  豆腐のような真っ白な心で…。

という神童のセリフがはいる。)


最後の別れの前に、桜の木の下で語り合う神童とお勝。

お勝「もう、逢えないんですね。」

神童「俺は、この時代の人間じゃあないからな。」

お勝「はい。想いが決して届かぬこともわかっていました。」


そう言いながらお勝が触れた桜の木の枝には

二輪並んで咲いた桜の花と、

二輪並んでいる桜の蕾。


その言葉を聞いた神童は思わずお勝の顔をハッと見つめる。

そして目を逸らしてごめんとつぶやいた。


お勝は弁当を差出し気丈な声で「受け取ってください!」と言う。

神童は弁当を受け取ると「じゃあ、行きます」とだけ告げる。

背中を向ける神童に「私も…っっ!」と声をかけてしまうお勝。

神童は目を丸くしてお勝に背を向けたまま立ち止まった。


必死に言葉を飲み込むお勝。

神童の背から目を背けて笑顔を作る。


「なんでもありません。」


そんなお勝に向かって振り返り、神童は優しい瞳を向けて笑顔で告げた。


「お勝さん、俺、きっと取り返してみせるよ。

 失ってはならない、大切なものを。」


桜の花びらが舞い散る中、お勝は笑顔で返事をした。


神童を乗せたキャラバンが空に浮いていく。

お勝はただ俯いていた。


キャラバンが空の彼方に消えていく。

お勝は袖で顔を拭い、もう逢う事の出来ない恋い焦がれた人を思い涙を流した。

あなたには幸せになってほしいから


キャラバンの中で、お勝からもらった弁当を開ける神童。

そこにはお勝の手作りのお豆腐。


「真っ白なお豆腐を食べると、心も真っ白になって、元気がでるんです!」


お勝の言葉を思い出す神童。

溢れてくる涙。

君の涙の分だけ、俺は強くなれる。

神童はそっと、小さな声で、お勝の名前を呼ぶ。


桜の花びらがどこからか、ヒラリと豆腐の上に舞い落ちた。



  • イナズマイレブンGOクロノ・ストーン51話「サッカーが帰ってきた!」

戦国時代での出来事を振り返っている際、空野葵

お勝との出来事を「神童先輩にも大切な想い出が出来たみたい!」と言われている。

たくかつ

(このことから周りには神童の気持ちは筒抜けだった模様)


また、アイキャッチに神童に笑顔でタオルを渡すお勝とそのお勝を笑顔で見つめる神童の写真がある。


二次創作編集

  • 生まれ変わって再会を。

どこかで

  • 時空を超えて再会を。

もし叶うなら。

  • ゲームではスカウトで再会。

  • 中の人つながり。

なかのひと

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