探驪獲珠
0
たんりかくしゅ
危険を冒して利益を得ること。または詩や文章が優れていることのたとえ。
危険を冒して利益を得ること。または詩や文章が優れていることのたとえ。
「驪(り)」とは黒のことで、ここでは黒い龍を意味する。
黒龍の顎の下についている宝石を取るくらい、危険を冒して欲しいものを得ようとする意味から来た言葉。
また公式企画「『エモい古語辞典』小説コンテスト」のお題タグの一つ。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿された小説
すべて見る九十歩こなつは日常という冒険の旅に出る
言葉ひとつでどきどきしたり、わくわくしたり、そんな気持ちが伝わればいいなと。 主人公の名前考えたら作中には全く出てこない。 短いのでお気軽に見たいただけたら嬉しいでっす。2,198文字pixiv小説作品エモい古語辞典 小説コンテスト 探驪獲珠を求めて
探驪獲珠を追求する生き方をしてきた。自分をそう説明するのは格好良くて高評価に繋がるから。大博打を打ち続ける人生と表現してしまえば途端に胡散臭さが漂ってしまうから。そんなことを考えながら図書館に通う老後の毎日。妻に先立たれてその遺言をきっかけに変わったある男の半生の独白劇。2,832文字pixiv小説作品『雪歌の泉(千年泡沫の恋)』古代ファンタジー恋愛小説(エモい古語コン応募作品)
陸奥の国に左遷された彼は山奥で吹雪にみまわれ道に迷った。雪に埋もれて命つきようとする刹那、彼は発句を詠った。その調べに心うたれた山の神は彼の魂を渓にとどめ、睦月の満月の夜にだけ命を注いだ。それから千もの季節を彼は都を懐かしみ、思い人を慕って発句を詠い脇句を待ち続けた。同じ年月、彼の歌を聴き続けた道祖神はついには耐えかねて自ら挙げ句を詠む…すると…思い叶って涙した彼の一滴が泉となってこんこんと溢れた。長く哀しいけれど彼にとっては泡沫の物語。 『素月 清輝 望月 天満月(あまみつき) 円月 月輪』月の和名で物語を照らし、 『泡沫 可惜夜 逢魔が時 紫のゆかり 恋草 比翼連理 海月の骨 玉響 遣らずの雨 探驪獲珠』十のエモい古語で繋いでみました。2,591文字pixiv小説作品君を思ひて
男は証券取引で日々の糧を得ている。 男は普通の男。普通に暮らす平凡な男である。 男には恋人がいる。若いが気の利く、可愛い恋人である。 疲れた時や、仕事で面倒が起きた時。不機嫌になった時や、自棄(ヤケ)になりそうになった時。 男の恋人のように、美味しいアイスを召し上がってみてはいかがだろう。 色々な味があって全てが美味しい。 男は最近、そのアイスの名前を覚えた。 「パルム」。 (作中の中に出てくる味が、それほど珍しい味でなかったならば、そういう事になっている世界の話だと御解釈ください。 作者の住む土地の事を言うならば、取り扱いはチェーンのドラッグストアのみです。 ヘビロテ中です) ※3月8日、チョコレートのパルム(単品売り)を食べ、合わせても遜色ないと感じ、タイトルを変更いたしました。 元のタイトルは「チョコレート・アイスの夜」でした。5,054文字pixiv小説作品- アニメーションスタジオ・チャイルドフッド
竜を狩る者たち
オンライン飲み会で大学時代の友人三人が集まった。三人ともアニメーション制作の仕事をしていてスタッフロールに名前も載るようになってきた。お互いの仕事の近況など話している中で演出の仕事ぶりを聞いたアニメーターは飲み会を始める前にやっていたネットワークゲームからある事を思いついた。6,845文字pixiv小説作品 課長と昼飯とプレゼント
昼食をどうするか選ぶ課長と部下の話。探驪獲珠は危険をおかして利益をえる意ということで、そんな感じの話です。コメディ風な感じです。よろしくお願いします。3,004文字pixiv小説作品sample古語8・黒い龍
使用古語は"探驪獲珠"。 意味の由来聞いて、即興で書いてみた作品であります。 龍とは昔から雨を降らしたりする神とか海や湖の主であるという話。 今は伝承が廃れているものの、主の住処を汚したりするとロクな事になりません。 触らぬ神に、祟りなし。857文字pixiv小説作品竜王は争うより小説が書きたい
あるところに、竜王が住まう城があった。 その城に立ち入った者は竜王の怒りを買い、命はないと言われていた。 だが、実際の竜王は小説を書くことが趣味で、戦いなど苦手だった。 そんな竜王の城へ、隣国から勇者が来ることなって…… 少し気弱な竜王は、勇者に殺されてしまうのか?それとも平和に解決するのか? これは、ちょっと気弱だけど小説の腕は確かな竜王と、お人好しな勇者の物語である。 「エモい古語コン」参加作品です。 「探驪獲珠」(たんりかくしゅ)から連想して書いてみました。 文字数オーバーしてしまったものを10000字に収めたものなので、ルビがふってありません……すみません…… また、文の間も空けていないので、少し読みにくいと思われます…… それでも、素敵な古語に出会えて、良い機会になりました😊10,000文字pixiv小説作品