タグとしては単にベホイミと付けられることも多い。
概要
ぱにぽにの登場キャラクターの一人であるベホイミを主役としたギャグ漫画。
バトル漫画の要素もあるがバトルそのものが主軸ではないためそのシーンは簡素に描かれたり省略されたりする。
それまで、ぱにぽにと世界観を共有する作品は他誌、他社で描かれることが多かったが、
この作品はぱにぽにと同じGファンタジーでの連載作となる。
同誌連載の弊害として、どちらかが連載中の場合はどちらかは休載となることが多い。
単行本は2巻まで発売中。現在休載中…と思われていたがどうやら2巻で完結という扱いらしい。
パラレルワールド設定や劇中劇設定等ではなく、
ぱにぽに10巻まで→ベホイミ1、2巻→ぱにぽに11巻という時間の流れになっている、言わば番外編。
単体でも楽しめるが、より楽しむためにはぱにぽに10巻までにおけるベホイミや作品全体のバックボーンを理解しておく必要がある。
学園や桃月界隈といった非常に広い範囲を取り扱うぱにぽにから一転、
基本的に主人公、ベホイミたちの視点の範囲に絞って描かれる。
登場人物
ベホイミ
ぱにぽにでもおなじみのコスプレ魔法少女。高校一年生。本名、国籍、年齢不明。
すっかり黒髪おさげにメガネの地味な姿が定着していたが、
突如として来訪した宇宙人により科学の魔法少女に抜擢。パワードスーツを着込んで戦う。
「喧嘩牛」と呼ばれる程の気の短さと腕っ節の強さがある。
その強さは、雑魚であれば大型の敵でも変身せず素手で撃破出来るほど。
この作品から魔法少女状態のデザインがぱにぽにだっしゅ!・ぱにぽにのどちらとも違う
新しいものにマイナーチェンジされている(髪が尖っていてピンク色、胸にあしらったスーパーストーンのブローチなど)
鈴原未来 魔法少女ベホイミ
ぱにぽに6巻中、モブキャラとして登場していたおさげの女の子。通称未来ちゃん、ちびベホ。
この作品では精霊の力で変身する本物の魔法少女として登場する。
謎だらけのドクロ仮面さん、魔法少女のお姉さんに憧れ、その背中を追う小学五年生。
コスチュームのデザインはぱにぽにだっしゅ!で登場したベホイミのものを流用している。
ふたりのベホイミの名前が被っている理由に関しては特に言及されていない。
区別のためか2巻から鈴原未来はあまり「ベホイミ」と呼ばれなくなっている。
2巻の終盤でメディアがポロっとベホイミ(大きいほう)の名前を鈴原未来に漏らしているが、彼女は特に関心を示さなかった。
彼女はベホイミの素顔と素顔の彼女を取り巻く環境をまるで知らない。
この作品から読み始めた人により近い視点を持つ、もう一人の主役とも言える。
メディア
ベホイミの良きパートナーとして登場。高校一年生。本名、国籍、年齢不明。
ぱにぽにではかつての戦場での知り合いと思しき描写がされているが、
この作品ではあまりそこには触れず、あくまでもベホイミを見守るキャラクターとして登場する。
戦闘能力はかなり高いはずだが彼女が戦闘に赴くことは無い。
宇宙人部下
ベホイミを支援する宇宙人。
よくある魔法少女モノでいうところの妖精ポジションだが1話でゴキブリ扱いされた。
外見はぱにぽにに登場する宇宙人部下とまったく同じ。神原宙と同一人物であるかは不明。
サラマンダー
鈴原未来を支援する精霊。
相手こそ選ぶが口が非常に悪い。変身を解除するところを見られた鈴原未来を
掟に準じて動物に変えようとしたところ、ドクロ仮面に頭を握り潰されそうになり改心する。
火ダルマのトカゲ。
ドクロ仮面
劇中劇「超星戦騎エクセリオン」に登場する悪役…の着ぐるみを着た誰かさん
彼?との出会いが鈴原未来を大きく変えることになる。
口癖は「先に家族から始末してやる」
マーメイドプリンセス
異星人。容姿は尾ひれのついたヘビ。
某政府ラボからベホイミが救出した後、そのままベホイミが預かり居候となる。
他者との融合・変身能力を持ち、それを行使した結果の「出るところが出たマーメイド」の姿が何度かイメージとして出ている。
実際は…
柏木優麻・優奈
桃月学園1年A組所属の双子の女生徒。
ぱにぽに中で宇宙人にアブダクションされて以来、宇宙人達と仲良くなり、
ベホイミの装着するパワードスーツや各種装備のデザイン等を担当、陰ながらこっそりサポートする。
装備にどっかで見たようなものが多いのは彼女達(というか優麻)の影響が強い。
カオティック
宇宙キチ○イ。地球を狙う敵性宇宙人の一派。魔法の力に興味津々。