概要
桃月第三小学校に通う小学5年生。
一条望(一条さんの妹)や犬神雅(犬神つるぎの妹)のクラスメイト。一時期小学生として小学校に飛ばされたベッキーのクラスメイトでもあった。
望や雅とは特に親しくはなく、城田という子と一緒にいることが多い。それゆえ「ぱにぽに」では名前すら明らかにされないただのモブ少女だったのだが、実はその正体は火の魔法少女であり、「新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん」「キャンディポップナイトメア」では魔法少女として主役的・準主役な立場になっている。
使い魔はサラマンダーで、未来は「サラくん」と呼んでいる。ステッキではなくメイスのようなもの(マジカルピース)から魔法を繰り出す(変身前は鍵のような形になっており、首から提げている)。得意技は「マジカルシュート」。
なお、現在のところ確認されている魔法少女の中では唯一の小学生(土の魔法少女と水の魔法少女はともに高校生。風の魔法少女もいるらしいが今のところ未登場)。
年齢が理由かは不明だが、他の2人の魔法少女と比べ力不足(経験不足?)であり、自分の放った火炎魔法で自分もやけどしてしまったりする。
「キャンディポップナイトメア」では高校生のお兄さんたちにもらった耐火アイテムを身に付けることで克服した。
「ぱにぽにだっしゅ!」ではベッキー小学生編のエピソードがなかったため、全く登場しない。また「ぱにぽに」や「キャンディポップナイトメア」のドラマCDにも登場しないため、CVはない。
ベホイミとの関係
未来はベホイミと非常に縁深い。そのつながりは、ある時未来がたまたまバイト中だったベホイミに正体を知られてしまったことに始まる。
未来には魔法少女モノのお約束として「誰にも正体を知られてはならない」という掟を守る義務があり、サラマンダーに掟破りの罰として動物に変えられそうになってしまう。ところがサラマンダーは子供を使い捨てにするような発言をしたため激怒したベホイミに折檻され、未来は動物に変えられずに済んだ。そのため、ベホイミは未来にとって命の恩人に等しい(こうなった原因も半分ベホイミにあるのだが)。
ただこの時ベホイミはイベント会社のバイトで「ドクロ仮面」の仮装をしていたため、未来はベホイミの正体を知らないまま「ドクロさん」と呼ぶことが定着してしまった(正体を知った後もドクロさん呼ばわりしている)。
以後も未来は何かとベホイミに助けられることがあり、いつの間にかベホイミに対して憧れ、あるいはそれ以上の何かを抱くようになっている。
なお、意外にも普段の地味なベホイミの姿は一度も見たことがないようだ(サラマンダーは見たことがある)。
なお当初は変身した未来自身も「魔法少女ベホイミ」(通称「ベホイミちゃん」)と呼ばれていたが、ややこしすぎるためか、ある時期から「魔法少女ミライ」に変更となっている。また宇宙人(地球の平和を監視している宇宙人)からは「ちびベホちゃん」と呼ばれるなど呼称の多いキャラである。しかもメディアはベホイミのことをベホイミちゃんと呼ぶので余計にややこしい。
ちなみに未来の変身コスチューム自体も、元々はベホイミがアニメ版(ぱにぽにだっしゅ!)のとあるシーンで着ていたものである。ただし作中にベホイミのお下がりという設定があるわけではない。
別人格「ダークベホイミ」
ある時倒した敵が持っていた「闇の指輪」なる呪いのアイテムの力で「ダークベホイミ」なる別人格に変身してしまったことがある。
この指輪はロストテクノロジーで作られたものと言われ、着用者のカオスな側面(簡単にいえば欲望)を開放するものであり、基本的にこれを使うと悪者になってしまうのだが、着用者が本質的に持っているダークサイド以上の悪者にはならない。未来はもともと非常に良い子なのでちょっと子供っぽくなっただけだったが、ベホイミに対する特別な感情が爆発してしまい、正気に戻った後大恥をかいた。