概要
CV:植田佳奈
1年C組の女子生徒。第1話から登場している。
性格は明るく快活。口は悪いがとても良い子である。裏を返せば、性格もとがったところが無くとにかく地味なのである。とはいえ個性的にも程がある「ぱにぽに」キャラの中では一番親しみが持てる人物なので地味に読者人気がある。
スポーツに関してはとても得意で、マラソン大会では1位の座を獲得している。それをアピールし目立つことにアイデンティティを見出しているらしく、スポーツ大会中止となった日には欠席した彼女の席に花瓶が置かれていた。
容姿、身体能力、成績など全体的に安定しており何気にスペックが高く、本来ならヒロインポジションが取れる筈の人物だが、周りがいろいろと濃いので相対的に地味化している。
初期は髪が短めで外側にハネた髪型だったが、彼女だけ途中から髪が背中まで伸びており三つ編みに髪型を変えたりしている。しかし伸びたことを自分で言うまで気付かれなかった。
「ぱにぽに」のスピンオフ作品「まろまゆ」では主役を張っているが、いわゆる「萌え」をテーマにした作品なのにヒロインが全く萌えないということで公然とネタにされてしまっている。ここまでくると不憫キャラとして愛されているともいえよう。
アニメ版ではそのことを分かりすぎているスタッフの手により地味描写が更に非道くなっており、名前を覚えてもらえなかったり一人だけ無駄にシャドーがかかっていたり色彩がどんどん薄くなって消えかけたりと散々な目にあっている。キャラクターに対する愛故のことだろう。
全体的に超展開の多い中で一人だけ全くついていけないという常識的な反応を見せており、ツッコミ役にまわる事も多い。その超展開を引き起こす一条さんとは対極のキャラクターとも言える。それゆえメソウサとはウマが合うらしく、「地味」と言われてはウサギ小屋でよく慰め合っている。