「スーパーレア」の明智光秀
本作では「1570魔王上洛す」にて織田家の一員として登場。ポニーテールと思しき髪型と鋭い眼つきで馬上筒(小型の火縄銃)を構え、獲物を撃ち落とさんとしているイラストが印象的。
カードのレアリティは最高のSR(スーパーレア)で兵種は鉄砲隊のコスト3、武力と統率が共に9、特技として「防柵」と「狙撃」を持っており、申し分の無いスペックである。特に「狙撃」は本願寺・雑賀衆以外だと唯一(EX(エクストラカード)の自分自身を含めて)この明智光秀が所持している事になる。
所持計略は「無間射撃」(むげんしゃげき)で、必要士気5とやや重い単体強化計略だが、その計略内容に注目。
通常の鉄砲ならば1度のカードタッチで発射される弾は5発までだが、「無間射撃」の場合はカードを押さえ続けている限り発射が無限に可能で、その様子は効果音と相俟って、まさしく機関銃。敵部隊の侵攻を妨げたり、敵部隊の兵力を凄まじい勢いで次第に消耗させて撃破するといった運用が出来る。カードを離すと射撃は終了し、再び連射を始めるにはまた弾薬を一発消費する。また、残弾がない時は連射を開始できない点に要注意。更に、通常のカードタッチの仕草で、タッチしてすぐに手を離したりすると銃弾が1発しか出ず、残弾を一つ損ねてしまう可能性もあるのでそれにも注意。
但しデメリットとして、発射を続けていくうちに次第に自身の兵力が消耗していく為、兵力が満タンでも何も無しだと約4カウント程で撤退に追い込まれる。それを防ぐ為にも回復計略を持っている武将(氏家卜全の『美濃の援兵』、細川藤孝の『有職故実』等)や兵力回復系統の奥義と組ませると長時間の銃撃戦に徹する事が出来る。
因みに連射の射撃範囲はカードを押さえた瞬間の範囲で固定され、連射を終えるまで維持される。 よって、例えば吉乃が遠射ち舞踊中に連射を開始し、連射中に吉乃が撤退しても射程は短くならない(その反面、発射している最中に吉乃が舞い始めても射程が伸びないのだが)。
また、この計略は効果時間中は敵部隊をロックオンしなくなり、タッチする事で向いている方向にいつでも任意に射撃が可能な「マニュアル射撃」になり、連射中発射している方向に敵味方互いに射線(味方視点だと赤、敵視点だと青)が表示される。
「無間射撃」を行っている最中は、カードの向きを変えることで射線を修整することが可能。 これにより、横に逃げようとした相手や、連射の際に射線からズレてしまった武将に追い打ちをかける事も出来る。
更には挑発・誘導・啄木鳥戦法といった妨害にかかっても「無間射撃」を発動させるであれば「その場に停止したまま撃ち続ける効果が発動し、尚且つ後がけ優先」となるの為、 停止したまま射撃を行う事が出来る(但し、啄木鳥戦法の武力低下はまともに受けるので注意)。
尚、この計略を使うと鉄砲の威力は常に「白ロック」の時と同等になる為、「狙撃」持ちの特徴である「赤ロック」に合わせて発射しても威力が変わらない事を覚えておかなければならず、もう一つは自身強化計略ではあるものの、武力上昇等は一切無い為、使用する際は的確な状況を判断してから使う様に心掛けねばならない。
余談
計略名の「無間」は八大地獄の一つである「無間地獄」の事を指し、これが転じて「無限」となっている。
ver2.0『1582 日輪、本能寺より出ずる』で追加された「スーパーレア」の明智光秀
2012年に稼働したver2.0『1582 日輪、本能寺より出ずる』で登場。本能寺の変をモチーフにしている。騎馬隊、武力8、統率力7、コストは2.5、所持特技は伏兵と魅力。
所持計略はver1.1とは違い「本能寺にあり!」。武力・統率力・移動速度が上がり、敵を撃破する毎に統率力が上昇する。ただし統率力が徐々に低下して一定以下まで統率力が下がると兵力に関係なく即撤退というデメリットもある。
「エクストラカード」の明智光秀
2011年10月20日に発売のカードバインダー用追加リフィルの特典カードで、「憂国の士」という感じが滲み出ているイラストが特徴的。
カードスペックは特技がSRの方が「防柵」に対して、此方は「魅力」になっている(またレアリティも一応R(レアカード)になっている)。
所持計略は「真意の銃弾」で、必要士気はSRと同じく5。内容は武力と射程が上がり、敵を貫通して射撃出来る様になり、更に射撃が1発命中する毎に敵の武力が1つ下がり、それが一定時間続くというもの。武力上昇値が僅かに1の為、単体で敵部隊を殲滅させる事は出来ないものの、他の味方の連係プレイを工夫すれば光る計略である。
備考
史実では明智光秀の生年は諸説あって不明だが、戦国大戦では「明智軍記」に記載されている享禄元年(1528年)説を採用している。