概要
概要
明芳(フルネーム:華明芳(ファ・ミンファン))とは、『アルカナハート』のキャラクター。
美凰の開発者であり、大道寺きらのライバル兼盟友の中国人女性。『聖霊工学の権威』と呼ばれる程の天才だが、ものぐさな性格。
後頭部の大きなシニヨンで髪を纏めてあり、淡い緑のチャイナ服の上に白衣を纏っている。自分の体型にコンプレックスがあるのか(具体的に言うなら胸)、美凰の外見に思い切りそれが反映されている。
来歴
リーゼロッテに連れられて日本を訪れ、美凰の動力機関の一新の交換条件でミルドレッドの要請に応じ、次元の歪みを臨界まで引き上げる協力をしていた。
多少の茶目っ気があり、音速飛行や高い対水圧能力など素案を餌に政府の予算を通した割りに、当初の目的であった料理能力さえクリアできれば満足だった様子である。
ミルドレッドの『関東崩壊事件』に協力しつつも、希少な素材を提供してくれるという話に深く考えずに飛びついたようだが、歪みで暴走し世界崩壊しないように細工をする抜手回しや、口八丁手八丁に中国軍部から美凰の制作費を捻出させる等、なかなか抜け目のないい人物と言える。
ちなみに、研究費用を出してくれているのは軍部であるが、彼女自身は儒教に基づく信念と自身の発明品に対する愛情は強く、自分の技術が軍事転用されるのを断固として嫌っているようである(それなのに軍部に出資してもらった理由は『お金をいっぱい持ってるから』とする至極単純なものである)。また、きらの世界征服計画も快く思っておらず、それを阻止するのも明芳(と美凰)の役目である。
『1』のED(美凰orきら)で登場し、『2』以降の作品ではセグウェイに乗りながら美凰と共に行動している。
年齢がはっきり判明している登場人物の中では、最年長である(ミルドレッドより1つ上)。
余談だが、大道寺きらとキャサリン京橋の2人とは、親友でありライバルでもある関係だという。