「楽観的に構えて事態を悪化させるのは、愚者の行いだわ」
CV:遥そら
概要
「天使☆騒々 RE-BOOT!」のメインヒロインの1人。
異世界・『ネーヴェ大陸』から李空達の住む世界へと転移して来た魔族の女性。
かつて李空の前世こと魔王アリオンが君臨していた国『スネーウ国』の現第二王女で、本名はカクア・シュトリア。従者にオリエ・ルヴァクが付いている。
転移して来た当初は本名であるカクアを名乗っていたが、こちらの世界で拠点を構えるにあたりオリエ共々日本風の名前を使う事にした。ちなみに「星河かぐ耶」という名前にした理由は、この世界について調べている時に童話「かぐや姫」の存在を知り、自分の本名と似た名前の姫君故にその名前を拝借したとの事。
重要な局面では真面目で頼りになる反面、普段の性格は自由奔放。厳格な従者であるオリエが度々頭を抱えている。
スタイルに関しては作中で既に来海以上の豊満体形である事が明言されている上、スキンシップに関しても寛容…を通り越してもはや自分から李空を胸に埋めようとしてくる。
魔族であるため、頭にはマナの感知器官として使われるケモミミが生えている。しかし重要な器官故か非常に敏感である。
なお、普段は隠す事が可能。
この世界へと転移してきた目的は、魔王の生まれ変わりである李空を守る事。本編開始の半年程前からネーヴェ大陸各地で既に死んだはずの魔王のマナが度々確認される様になり、とある識者が「魔王はどこかに転生しているのではないか?」という説を述べた事をきっかけに魔王への興味が湧く。そして調べている内にその転生体である李空の存在を突き止め、転移魔法を行使して彼の元へ転移してきた。
また李空を守ると先述したが、これは李空が持つ魔王の膨大かつ強力なマナを我が物にしようと企てる勢力がネーヴェ大陸側で現れる様になり、その様な者達の襲撃から李空を護衛するためである。
こちら側に構えた拠点は駅前一等地の34階建てタワーマンション、しかもその最上階である。ついでに言うとモデルルームとして使われていた部屋を家具ごと買い取ってしまっている。
この世界の通貨はスネーウ国の資源である宝石類をオリエが換金して入手しているらしいが、この所業を軽く成し遂げるあたり莫大な資金を得られている様である…。
乃愛と同じくこの世界の物が新鮮に見えるのか様々な物に対して興味を示す。特に気に入っているのはハンバーガーであり、彼女の部屋に集まる時は高頻度でボスバーガーを御馳走される。電化製品に関してもある程度そつなく扱え、料理に関してもお手の物。
ただし炭酸飲料に関しては初めてであるらしく、飲ませると非常に面白いリアクションを見せる。
第二王女であるため当然ながら兄である第一王子も存在する。が、かぐ耶本人から聞く限り相当なロクデナシであるらしく、オリエ共々良い印象は持たれていない模様。
異世界の事情をよく知る立場であるためか、様々なルートにおいてキーパーソンとなる人物である。
魔法
彼女を語る上で欠かせないのが「魔法」の存在である。ネーヴェ大陸側に住まう人物は生命の根幹を成す「マナ」を利用する事で魔法の行使を可能としており、これによって様々な現象を起こす事ができる。
かぐ耶が得意とするのは火を起こす魔法であり、攻撃手段として使えるのは当然の事、他者が魔法を使用した際に残った痕跡をピンポイントに焼き払うといった小技にも転用できる。
また魔法は道具等に付与する事も可能であるらしく、その場合は行使に複雑な行程を要する魔法も誰でも簡単かつ片手間で使える様になる。
彼女が身に着けている狐面にも「認識阻害」の魔法が付与されており、顔に被ると特定の人物以外には存在を秘匿する事ができ、こちらも複数の場面で活躍している。
こちら側に住まう人間は魔法に適応していないだけでマナ自体は存在している。そのため、訓練を積めばこの世界の者であっても魔法を使用する事が可能となる場合がある。
余談
実は共通ルート終了までスマホを持っておらず、誰かのルートに入ってから入手している様子(現に、共通ルート中はオリエが双方の連絡を伝達する形を取っている)。
普段の立ち絵の他に狐面を顔に被った状態の立ち絵差分が存在する。初見ではインパクト抜群なので必見。
巫女服の様な和服に膨らんだ胸、ケモミミ、そして中の人…と、3作前のセンターヒロインとの共通点がこれでもかという程に多い。