概要
このセリフは、「究極超人あ~る」が元ネタ。このセリフは、当時テレビで流れていたCMのパロディを作中で使用したことに対して使われた。正しくは「CMネタはすぐに風化するぞ」。
時事ネタに賞味期限があるのは周知の事実ではあるが、そのことをオタク系メディアの作中で明言したのはこれが最初ではないかと思われる。
その後、単行本では「ほら、風化した…」という手書き文字が加えられた。
時事ネタは笑いを取りやすいため週刊誌という発行ペースの早い媒体に於いては扱いやすいが、賞味期限が短いという欠点もあり、単行本化された時にはすでに忘れ去られてしまったり、元となった事件が別の方向に展開し、あるいは収束してしまい、ギャグが成立しなくなっているという危険性を併せ持つ。
そのため時事ネタの使用は半ばタブーとされるケースも少なくないが、そのこと自体をギャグとした点が当時としては目新しかった。
なお後「時事ネタがふられて「そういうの風化しますよ」と言われる」というギャグは久米田康治『さよなら絶望先生』でも使われている(「はるな愛、完走しましたね」という台詞へそういわれる)。サンデー繋がりか。て雑誌代わってる!
関連タグ
爆笑問題(時事ネタ漫才を得意としている、性質上ネタ切れの心配は無いが、前出の通り賞味期限切れも早いので常に新作に切り替え続けるスタイル)