イメージ声優:國分優香里
概要
ディアブロスプリキュア!の登場人物、十六夜朔夜の変身後の姿。使い魔はラプラス。
第10話の終盤で初登場。十六夜朔夜が、万能アイテムバスターブレスに短剣バスターブレードを差し込むことで変身した姿。英語表記はBUSTER KNIGHT。
変身時は「バスター・チェンジ」とコールし、変身後は左手に持った暗黒魔盾バスターシールドから暗黒魔剣バスターソードを引き抜き、それを天に掲げて雷を受け「影に向かいて影を斬り、光に向かいて光を斬る。暗黒騎士バスターナイト」と名乗る。
容姿
コウモリの意匠をあしらった重厚感ある紫の鎧に包まれた仮面の騎士となる。「暗黒魔剣バスターソード」と右目が埋め込まれた「暗黒魔盾バスターシールド」を武器としている。
戦闘スタイル
正確な剣技・鉄壁の守りを駆使した合理的かつ殺気に満ちた攻防戦を得意とし、朔夜の戦闘技術も相まって洗礼教会の幹部たちはおろか大量のカオスヘッドも一度に圧倒するほどの戦闘能力を発揮する。
持ち技
通常技
シュヴァルツ・エントリオール
暗黒魔盾バスターシールドの目を開眼し、そこから闇の波動を放射する。
エントリヒ・アーベント
地面へと伝わる斬撃を放ち、波動として拡散させる。
ストリクト・タイフーン
剣先から暗黒の竜巻を発生させる。
トリーズン・ディスチャージ
紐状の雷で雁字搦めにし、相手の体内から魔力を抜き取る。
必殺技
ダークネススラッシュ
剣に闇の力を増幅させ、X字状に斬り裂く。元々はリリスの父であるヴァンでイン・ベリアルが得意とした魔法剣技で、魔王の側近でさえ操れる者はいなかったとされる超高等技術である。朔夜は往年の厳しい修行の末に会得した。
デモンズディザスター
バスターソードの切っ先と、バスターシールドの眼から闇の力を放出させ邪悪な力を駆逐する。
紫電清霜(しでんせいそう)
暗黒大魔剣マラコーダの状態での必殺技。高熱高圧電流による白熱化1000万度1億ボルトの剣閃で切り裂く。
合体必殺技
ダークナイトドライブ
バスターナイトと使い魔ラプラスの合体必殺技。バスターソードを携え、コウモリとなったラプラスと合体して空中に舞い上がり、ラプラスの翼で覆われた自身の体をドリル状に包んで貫く。
スタイルチェンジ
プリキュア達とは異なる方法によってバスターナイトが発現した形態変化能力。リリス達との差別化の為に、名称はすべて「スタイル●●」の形で統一されている。
スタイル・クリムゾンデューク
紅蓮色に輝く鎧に身を包んだ、バスターナイトの中間強化形態。
鎧部分が熱を持ち紅蓮色に染まっており、鎧の至る所が鋭くなっている。また、左腕の部分はブレイズ・ドラゴンの頭部を模したガントレットを装備する。
爆発的なパワーを発揮できる反面、長時間維持することは出来ない。闇の力が主体だった通常時と比べて、炎のエレメントが強化され炎を用いた術を多用する。
胸部には「ブレイズ・ドラゴン」の魂を封印したエネルギーコアがあり、体内のパワーを全放出すると背部から5対の悪魔の翼を生やす。
ブレイズ・ドラゴンの尾が変形した片手剣、「炎龍剣ドラゴンブレイカー」とその翼が変形した巨大な盾・「炎龍盾ドラゴンイージス」を装備する。ドラゴンブレイカーとドラゴンイージスは「炎龍斧ドラゴンバルディッシュ」へと変形合体する。
第45話で、堕天王の鎧を装備し強化されたダスクによってエネルギーコアを粉々に砕かれた事で、クリムゾンデュークへの変身能力を失った。
イメージモデルは「デジタルモンスター」シリーズに登場する「デュークモン クリムゾンモード」。
通常技
ブレイジング・ストーム
ドラゴンブレイカーで炎の竜巻を吹き上げ、炎の一太刀を繰り出す。
バースティングスラシュ
剣に炎の力を増幅させ、X字状に斬り裂く。ダークネススラッシュの強化版。
デラシウム・フォース
熱エネルギーを帯びた紐状の炎で相手の動きを完全に掌握・拘束する。
必殺技
スカーレットインフェルノ
ドラゴンブレイカーを地面に突き刺し、地面から灼熱の業火を噴き出させる事で敵を完全に焼却させ葬り去る。
ブラッディータワー
ドラゴンバルディッシュを用いて、刃先からは血の色のように濃い業火を生みだし、炎柱に取り込んだものすべてを焼き尽くす。
スタイル・ブラックパラディン
漆黒に輝く鎧に身を包んだ、バスターナイトの最強形態。
使い魔であるラプラスの魂と自身の魂を同調・共鳴させる事で誕生した鎧は、「西洋」と「中華」の鎧を組み合わせたようなデザイン(前掛けがあるなど)であり、クリムゾンデューク時よりもスタイリッシュで洗練されたデザインである。
ブレイズ・ドラゴンの力を宿したクリムゾンデュークと比べて攻撃力・防御力は落ちているが、代わりにスピード・ジャンプ力・機動力と言った本来のバスターナイトとしての能力が極限まで向上されている。また、この姿になるに伴って超能力が身につき、波動を拡散する攻撃や自身や周囲の物体を瞬間移動させる等と言った事が可能となる。
白兵戦においてはラプラスの力が宿った超魔導剣「ウルティメイト・パラディン」を振るうほか、肉体の粒子化、結界を張って攻撃を防ぐなど戦法も多彩で、闇の鎧を纏ったダスクに対しても後れを取らない戦闘力を発揮し、これを圧倒するほどの戦闘能力を発揮した。
イメージモデルは遊戯王OCGの「超魔導剣士-ブラック・パラディン」。
通常技
スプレッド・バイブレーション
ウルティメイト・パラディンの切っ先を掲げ、漆黒に色づく波動を拡散させる。
必殺技
エクストリーム・ビヨンド
全ての闇のエネルギーを一刀に圧縮させ、一振りによって敵を殲滅する。劇中ではダスクと決着を付ける際に使用した。