概要
警視庁公安部特別分室(プリキュア対策課→のちに洗礼教会対策課)に民間協力者として参加している16歳の少年で、セキュリティキーパーに変身する高校生探偵。
プロフィール
名前 | 神林春人 |
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英字表記 | HARUTO KANBAYASHII |
読み方 | はると かんばやし |
もう一つの姿 | セキュリティキーパー |
種族 | 人間 |
出身地・所属 | 警視庁公安部特別分室 |
学校 | 都立帝京高校 |
家 | 田園調布の一等地 |
一人称 | 僕 |
イメージ声優 | 近藤隆 |
人物像
性格は冷静沈着だが気障であり、かつ傲慢。一方でノブレス・オブリージュを地で行く責任感の強さの持ち主で、内側には熱い正義を秘めている。プライドが高いゆえに、当初は自分のやり方とは異なり何事も腕っ節で解決するもののなるべく犠牲者を出さずに片をつけようとするディアブロスプリキュアを疎ましく思っており、「悪魔のくせに人間の世界を護っている変わり種の集団」であると評していたが、使い魔誘拐事件で見せたディアブロスプリキュアの団結力を前にして、見下していた彼女達を「今の時代に必要な黒い正義」と認めた。また、イフリート事件後は積極的に彼女達と共闘する場面が増え、後半からは彼自身も「ディアブロスプリキュア」の一員として洗礼教会から世界を守るために戦った。
普段は近づきがたい雰囲気を纏いつけているが、和解した後のリリスらには時折冗談を言ったりクールなツッコミを入れるなど、わりと茶目っ気もある。朔夜同様にイケメンで昔から女子にモテるが、大抵の女子が外見目当てである事を見抜いている為、普段から大して意識はしていない。逆に自分の事を外見ではなく中身で判断するはるかには口には出さないが好印象を持つ。
朔夜とは情報交換と言う名目で、SNSを介して連絡先を交換している。また、当初自分の名前をフルネームで呼んでいた朔夜に「春人」と下の名前で呼ぶように言った。
ディアブロスプリキュア以外の交友関係は作中ほとんど明かされていないが、本人も友達は少ないことを自覚している。そんな中で、同じ高校に通うクラスメイトの旭丘竜之助とは気が合うところが多く、よく一緒に帰宅している。また、ベルーダとはリリス達とは別ルートでかなり前から繋がっており、彼の口利きもあり新設された警視庁公安部特別分室のオブザーバーとして参加できたという経緯がある。
文武両道であり「三天の怪物」と渾名される生粋のエリート。拳銃と警棒を同時に使いこなす事が出来、当初は朔夜ですら戦慄を覚えるほどだった。鋭敏な頭脳に加え、天才的な推理力・観察眼を持つ。実は、春人の母・暦は没落した「元72柱」セーレ家出身の悪魔であったことが明かされ、春人の人間離れした潜在能力を裏付けている。
第16話および17話ではリリス達の使い魔が洗礼教会の罠に落ちて人質に取られた時に洗礼教会を壊滅させる名目で、彼ら諸共レイ達までまとめて始末しようとした。
第19話および20話ではいち早くイドラ達の犯行に気付き敵地へ乗り込むが、イドラの強さの前に敗北し骨を折られる重傷を負う。その後、幽閉されていた所を朔夜によって助けられ、満身創痍の状態でありながらギリガンとゴドラを倒し、リリス達と合流した。
第24話および25話ではイフリートの巫女による暴行を受け負傷するも、イフリートの預言者・板橋満生の居住先のマンションを訪れ、彼が故人である事を突き止める。冥界の門を出現させ人間界への侵攻を企てたイフリートによって洗脳された人々の正気を取り戻させる為、テレビを通じてプリキュアに光を与えるよう呼び掛けた。
第39話および40話ではカルヴァドスの手引きで拘置所から脱獄した死刑囚・若王子素十九と占拠されたNCB本社ビルで対面。母の命を奪った若王子への恨みから理性の箍が外れ、復讐心を剥き出しにして彼を殺そうとするが、逆にクリーチャー化した若王子によって返り討ちに遭ってしまう。その後、若王子の能力で具現化した母・暦の姿に惑わされながらも、これを乗り越え強化されたセキュリティキーパーの新武装「アサルトバースシステム」で若王子を討ち破る。
洗礼教会との最終決戦ではカルヴァドスと対決。正義や信念を持たず悪戯に周りを傷付けるカルヴァドスの存在を真っ向から否定した上で死闘を繰り広げる。相手の本質を見抜く事に長けたカルヴァドスに何度も精神を揺さぶられ重傷を負わされながら、最後は一時の狂気に身を任せスーツの全エネルギーを左手に集約させた渾身の一撃を放ち、勝利を収めた。
外見のモデルは「まじっく快斗」に登場する白馬探で、性格のモデルは「銀魂」に登場する佐々木異三郎と、「家庭教師ヒットマンREBORN!」に登場する「雲雀恭弥」。
容姿
私服は青や紺を基調としたスーツにネクタイと言った大人向けのコーデを着こなしている。きりっとした表情の好青年。
嗜好
はるかと同じく落語鑑賞が趣味。子どもの頃から笑点だけは欠かさず見続けているらしく、それにちなんで彼が言う冗談も洒落がほとんどである。
家族構成
父:神林敬三(イメージCV:永野広一)
母:神林暦(故人)(イメージCV:田中理恵)
執事:武者小路幹彦(イメージCV:飛田展男)
父である敬三は警視庁公安部公安部長で、警視庁公安部特別分室のトップを務めている。
母の暦は、作中では既に故人であり、嘗て世界的なピアニストとして活躍してた模様。春人が6歳の頃に、若王子素十九が起こした地下鉄テロに巻き込まれ命を落とした。暦の死後、彼女が生前に付けていた十字のネックレスは形見として春人が肌身離さず身に着けている。
自宅は田園調布の一等地にある豪邸で、執事の武者小路が春人の身の回りの世話をしており、かなりの裕福さが窺える。