概要
『ディアブロスプリキュア!』の主人公である14歳の少女。オリジナルプリキュア。
プロフィール
名前 | 悪原リリス |
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英字表記 | RIRISU AKUHARA |
読み方 | りりす あくはら |
キュア名 | キュアベリアル |
種族 | 悪魔 |
出身地・所属 | 悪魔界 |
学校 | 私立シュヴァルツ学園 |
家 | 黒薔薇町にある平凡な一軒家 |
一人称 | 私 |
イメージ声優 | 稲村優奈 |
人物像
非常に合理的で悲観的な思考の持ち主で、あまり感情で動くことがないリアリスト。更に毒舌家でもあり、思った事は歯に衣着せずにズバズバと言う。基本的に冷めており人前で笑顔を見せる事はほとんどない。また、プリキュアである以前に悪魔である為、他人の事よりも自分の欲望に忠実であり、洗礼教会への復讐が彼女の行動原理となっている。合理性に重きを置く姿勢は日常生活にも表れており、特に悪徳商法には滅法強く、逆に相手を脅迫して弱味に付け込んで大損させると言った文字通り悪魔染みた交渉術にも長けている。
普段でこそ冷静だが、はるかや朔夜など身内の事では感情的になりやすい。また、パニックに陥ると自暴自棄になって壁に頭を叩きつけると言ったスプラッターな行動を取ってクラスメイトを驚かせている。作中度々過去の記憶がフラッシュバックし、幻の自分自身によって胸の奥へと押し込めている復讐心を揺さぶられ、やがて本当の自分(デーモンパージ以前の自分)に戻れないと心中語ったりする等トラウマを抱えている。
学業は極めて優秀でスポーツも万能の文武両道。おまけに美少女である事から、校内では密かにファンクラブができるほどの有名人だが、後述の理由から、馴れ合いを好まずはるかやテミス等を除いてクラスメイトとはドライに接している傾向にある。そのため周りからは近寄りがたいと見られることも多く、学校では専ら自席や図書室に籠って一人難解な哲学書や古典文学などを読みふけっているのが殆どで、自らもコミュニケーション能力は高くない事を自覚している。それでも不器用ながらに友人を励ましたり頼みを引き受けたりするなど根は優しい人物でもある。ヤンデレな一面がある。
作中屈指の健啖家であり、大食いチャレンジではたった一人で三コースの料理を一日で制覇した。
容姿
濡烏色のミディアムヘアが特徴。私服は黒を基調とした悪魔を連想させるワンピースを着ている
スペック
ベリアルリングを使用し、プリキュアとして変身した姿。変身後は背中から悪魔の翼を生やし、空中で一回転をしてから、翼で体を包み込み「独善滅ぼす暗黒の力! キュアベリアル!」と名乗る。洗礼教会からは「悪魔のプリキュア」とも呼ばれる。
髪は黒色のミディアムヘアから紅色の長いポニーテールになり、左側に悪魔の翼を模した飾りをつけている。コスチュームの基本カラーは黒とマゼンタで、深い黒の長いソックスとショートブーツを履いている。胸に黒のコウモリリボンをつけており、肩にマントを掛けている。薄い紅色のコウモリ形のイヤリングをつけている。アームカバーは付いていない。
プリキュアとしての力に加え、彼女自身が持つ悪魔の力も解放される。戦闘能力は高く、魔力の扱いだけでなく徒手空拳での戦いも卒なくこなせるマルチタイプ。また、後述のゲシュタルトチェンジに合わせて使い魔のレイを剣やボウガンなど様々な武器として装備できる。純粋なプリキュアであるキュアケルビムと実力は拮抗している。なおキュアベリアルの技は敵を浄化するのではなく、存在そのものを完璧に消滅させる
嗜好
「夜飲まないと眠れない」程の紅茶通であり、行きつけの喫茶店でわざわざ焙煎した紅茶をまとめ買いするなど並々ならぬこだわりを持つ。一方、コーヒーに関しては本人曰く、「カフェインが強すぎて却って脳が覚醒して休めない」からあまり好きでない。
家族構成
父:ヴァンデイン・ベリアル イメージ声優:梅原裕一郎
母:リアス イメージ声優:日笠陽子
婚約者:十六夜朔夜
実家であるベリアル家は純血の上級悪魔が連なる名門の家系「72柱」の生き残りでおり、リリスの父で魔王のヴァンデイン・ベリアルが悪魔界を統治していた。広大な敷地内には住居である居城があったが、デーモンパージによって焼き討ちに遭ってしまい、現在は完全に焼失してしまっている。
リリスは一人っ子なので兄弟はいない。