概要
魔界戦記ディスガイア4の主人公であるヴァルバトーゼが暴君と呼ばれていた頃の姿である。
本編では回想でしか登場しないが追加シナリオである『暴君ヴァルバトーゼ編』に於いてユニットとして登場する。
他の悪魔には権力を狙うのではないかと危険視されていたようであるが本人には野心は存在せず、
単純に人間達にとっての畏怖の存在となることが望みのようである。
悪魔の割に約束や仲間を重んじるが、これは人間が仲間(絆)というものを持っており
それを身に着けることで人間の力について知る事が出来るだろう、という考えからである。
その為、当時まだフリーであったフェンリッヒの言葉も一切疑わず信じていた。
当然、この頃は吸血鬼として人の血を吸っていた為、イワシには目もくれない。
……が、逆に言うとそれ以外は今のヴァルバトーゼとさほど大きな違いは無い。
違うところと言えば本編よりも大人びて見える所とドスの利いた低めの声位である。
ただし、死神王ハゴスの発言によると昔は群れることを嫌う所謂、一匹狼のような一面があったようである。また、タイムリープ編では、400年前の挫折を味わう少し前だったこともあり、フェンリッヒの忠告に対して「小言が多くて困る」と辟易していたり、フーカとデスコの言動にムキになったりする等、現在と比べると精神的に未熟な部分が多い一面もある。(ただし、後者に関しては事情を知らなかったとはいえ、いきなり無礼な態度をとった二人にも問題があったので無理もないが・・。)
しかしながら暴君と呼ばれるだけありパラメータは途轍もなく高い(加入すると流石に大人の事情で弱くなるが)。
ちなみにこの姿、恐ろしく燃費が悪いらしくアルティナとの約束で血を吸わなくなった彼はどんどん弱体化してった。
性能
暴君ヴァルバトーゼ編をクリアすると加入する。
固有魔ビリティーは装備武器の能力50%アップの「タイラント」。
素の装備適正、パラメータが高く、キャラ界や転生で鍛えずともかなりの戦力になる。
固有技の性能も全体的にヴァルバトーゼの上位互換となっている。
そして何より強力なのが固有魔ビリティー。
「装備武器」というポイントがミソで、『4』は装備のパラメータが重要視されるゲームであるため、それを50%も強化できるこの効果は極めて強力。
魔チェンジ武器にも適用されるので、そこそこ育成した魔物がいれば、暴君に魔チェンジさせるだけで簡単に凶悪ユニットが完成する。また魔チェンジは巨大化や二刀流ができ、二本目の魔チェンジ武器にもこの効果は適用されるので…。
中でも「魔チェンジ時に装備適正を+50%する」固有魔ビリティーを持つギグとのシナジーは抜群で、暴君と破壊神の相乗効果により、その能力は恐ろしいまでに跳ね上がる。単にレベル上げをしただけでは倒すことが難しい魔王ゼタやプリニガーXですら、正面突破で倒してしまえるほど。
その強さはまさに暴君。
攻略に行き詰ったら、彼(とギグ)に頼ってみよう。
関連イラスト
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