概要
アニメやコミックスなどメディア展開されている「BROTHERS CONFLICT」の登場人物。
プロフィール
朝日奈家の十男。
ミッション系の私立高校「私立ブライトセントレア学院」の三年生で、主人公の二つ上。
長い鎖がついたクロスをいつも首から下げている。
容姿端麗で文武両道、品行方正という非の打ちどころのない優等生で、他校の女子からも噂されるほど。芸能人に間違われたこともある。
家族の中でも常識人で、主人公にも優しく紳士的にふるまってくれるが、兄である要には一歩引いた態度をとる。
雅臣曰く、子供の頃から兄弟の仲でも特に手がかからなくわがままは言わない子だったらしい。
兄弟との仲は一見良好に見えるが、他人への関心があまりなく、関係も希薄。
2ndシーズンでは城智大学(おそらく明慈大学と同じで元ネタは上智大学)に進学するも、休学中で家からも離れていたが…。
※ネタバレ注意(ゲーム版主軸)
雪の降るある夜、誰もいないリビングで祈織はクロスのネックレスで自分の首を締めていた。
偶然見てしまった主人公は硬直するが、主人公に気づいた瞬間すぐ手を止めた祈織は「何も見てないよね?」と冷たい口調で脅されたため何も言えなかった。
その後、祈織の大学受験の日に雪が降り、心配になった主人公は祈織を迎えに行く。
自分を待つ主人公の姿に祈織は駆け寄り、苦しそうに「好きだ」と言って倒れてしまう。
以下祈織の過去について↓
中学の時祈織には恋人である「白石冬花」がいた。
しかし祈織の高校受験の日、雪の降る中正門まで祈織を迎えにきた白石はスリップした車に引かれ死んでいた。
それを目の前で見ていた祈織は深い悲しみと絶望に襲われ、自分も死んでしまいたかったが結局死ぬことができず、悲しみを背負ったまま生きていくことになる。
そしてようやく主人公と出会って少しずつ幸せを感じ始めたが、自分が幸せになると白石を裏切っているような気持ちになって苦しいのだと主人公に打ち明けた。
またいつも身につけているクロスのネックレスは要から白石の形見だと受け取ったものである。(実は祈織のためにと要が用意したもので、祈織もその嘘に気づいている)