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東根市立さくらんぼ小学校

ひがしねしりつさくらんぼしょうがっこう

東根市立さくらんぼ小学校は、山形県東根市に開校するはずだった小学校。
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開校・命名の経緯

東根市山形県内で唯一人口が増加している自治体で、中でも神町地区は区画整理事業に伴う再開発で児童数の増加が見込まれるうえ、神町小学校と近くの東根中部小学校では全校児童がそれぞれ813人と749人(平成21年当時)と過密状態だったため、新たに小学校を新設する必要があると考え、平成20年に市は「(仮称)東根市立神町小学校分離校整備等事業」に基づき、新設校の整備をすることになった。
そこで東根市は新設校名を一般に募集し、全国から783件が寄せられ選考の結果、「さくらんぼ小学校」が最多の132票を獲得し、2009年12月市議会で新設校名が「東根市立さくらんぼ小学校」に決まった。決定理由として、東根市がさくらんぼの生産日本一であることから「日本一の小学校になってほしい」や「二つに繋がっているさくらんぼのように仲の良い子供たちになってほしい」などがあった。

アダルトサイト騒動

ところが、2010年2月に市に匿名で「同じ名前のアダルトサイトがある」との指摘がメールで届き、確認したところ同人アダルトゲームサークル「私立さくらんぼ小学校」の存在が明らかになった。しかし実際には、校名が承認された後の2009年12月28日に市の若手職員がサイトの存在に気づき、弁理士に法的に問題がないか確認をとったが「問題なし」と回答があったため、変更はしなかった。しかしこれ以降、市に対し「楽しみを奪わないで」「後から土足で勝手に踏み込んできやがって」などの非難メールや、「校名を変更してほしい」といった市民からの声が相次いだ。
これについて2010年9月2日、土田正剛東根市長は読売新聞の記者から「さくらんぼ小学校と同名のアダルトサイトがあることについてどう思うか」との質問に対し、「さくらんぼ小学校は公募で決まった名前であり、ここで変更すればアダルトの世界を肯定することになる」と、変更はしないと明言した。だが、9月8日に読売新聞が全国版で記事を掲載したところ、大きな反響を呼び、ネットの掲示板では600件を超える書き込みがあったうえ、当日から翌日9日までに東根市に市民から変更を求めるメールが計93件寄せられた。(なかには勇気を持って変えないでほしいという意見もあった)また報道を受けサークル側は、ホームページ上で「市側が校名に深いこだわりを持っているのなら、東根市の子供たちや保護者に不安を与えてまで名称を貫くことはしない」と、サークル名の変更を検討するとの異例のコメントを出した。結局土田市長は9日に緊急会見を開き、「ネット社会への認識が甘かった。このままでは興味本位で学校を訪ねる人が現れたり、子供を狙った事件が起きる可能性もある」として、校名を変更すると発表した。
その後、9月28日の市議会で校名を学校近くにある大森山にちなみ、「東根市立大森小学校」に変更する事を決定し、すでに完成していた校章や校歌も変更した上で、2011年4月に開校した。

関連タグ

さくらんぼ東根駅山形新幹線

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