プロフィール
概要
通称「凶犬」または「金色の凶犬」。転校直後の朝桐に早急に仲間入りをした一匹狼の不良生徒。朝桐曰く「舎弟2号」「テト」。
瀬下曰く「1年生で一番ヤバい奴」として恐れられる猛者で、喧嘩の腕は1年生で肩を並べるのは殆どいないほど。上下関係が絶対とされている光嶺高校の中では派閥に属さず、上級生にも従っていない希有な存在でもある。かつて「2年生のある生徒(仁宮)に火をつけて焼き殺そうとした」と言う噂があるが、実際に火をつけようとしたのはその2年生であった。
喧嘩の仕方はかなりヤバめで、命知らず。怒らせると誰よりも怖く、放つ殺気も尋常ではない。刃物の扱いにも長けており、ロシアンフックなどの格闘技も得意らしい(劇中の回想から)。
ある日砂原軍団に襲われた時に朝桐に助けられ彼に興味を持ち、朝桐の仲間入りを果たす。砂原とは親友でライバル関係にあった。
趣味は携帯ゲーム(ニンテンドーDS)とナイフ収集。血の気が多く凶犬と呼ばれるも、好物は野菜と魚で、肉類が嫌い。
『マガジン』で行われた人気投票では2位で、特に女性人気が高い。Pixiv内でも人気は高く、砂原と共に描かれたイラストが多く投稿されている。
経歴
出自は不明だが、バイト先のオーナーで旧知の仲でもある「タケさん」によれば両親がいない。それゆえか、人間不信と同時に攻撃的な人格に形成された。
中学時代、後の兄貴分である北条祐樹に突っかかるも返り討ちに遭い、それ以降、自分の居場所として北条の最初の舎弟になる。後に数の寄せ集めで北条に挑みに来て返り討ちに遭った砂原が仲間入りして次第に後の最凶コンビとなる運命に出くわすことになる。
しかし、北条が光嶺の掟に背いたため、樋口と吉岡による数の暴力で敗北を喫したのを目の当たりにしたため、砂原との互いの考えの違いから確執を生み、砂原と袂を分かってしまう。
北条が消息不明となった後に光嶺に入学してからは一匹狼として光嶺で生き抜き、途中から転校してきた朝桐と出会う。光嶺の卒業生・甲斐を倒したことから朝桐に「何か持っている」と興味を持ち、柾木に復讐しに来た皆藤率いる砂原軍団に襲撃される。救出しに来た朝桐に手を差し伸べられるも、その手をナイフで刺して拒絶する。それでも助けられたことから朝桐に付いていくようになる。
関連タグ
ナディア・ラ・アルウォール…『ふしぎの海のナディア』の主人公(兼ヒロイン)。恵まれない環境で育った、主要キャラに危機に陥っているところを拒絶するも結果的に助けられた、攻撃的な性格、肉嫌いであることなどが共通している。