人物
かつて桃太郎機関の戦闘部隊に所属していた男性で桃宮唾切のかつての上司で既に故人。唾切が切り札の操り人形として使用している死体の正体でもある。既婚者で妻と幼い娘を持つ。
性格は豪快かつ、鬼に対して情を持ち合わせると言った優しさを兼ねそろえていて、部下たちからの信頼も厚かった。
かつて研究員に属していた唾切と出会い、彼を初対面ですぐに気に入り強引に自分の部隊へスカウトする。
当時は自分に心を開こうとしなかった唾切の為に家に誘うなどしており、それが彼の人生に大きな影響を与えていった。
しかし、ある日鬼が潜んでいる民家に奇襲をしかけた際にその家に居た子供を娘と重ねてしまった事で戸惑いを見せ、その隙に鬼の子供は外へ逃がしてしまい、暴走する事態が発生。
不運にもその場には妻と娘も居合わせてしまい鬼の襲撃に遭うも真中自身が身を盾にして守ろうとしたが致命傷を負い、さらに庇い切れずに妻と娘は帰らぬ人となる。
この時真中は、「自分が鬼に情を持っていた為にこのような事態に至った」「常に鬼に対して冷酷でいれば家族も死なずに済んだ」と自身への後悔を口にし、最後に遺言として唾切に"自分の死体を操り人形として使ってもらう事"を頼み息を引き取った。
能力
作中で明かされているのは重力を操る力。