梶田シノブ
かじたしのぶ
CV:東内マリ子
「面白いこと」を欲する少年。
周囲の人物から押し付けられる事柄にうんざりしていた経歴を持つ。
それ故に割と腹黒い部分を見せる事が多く、対戦中に相手を煽る、敗者に対して嬉々としながら死体蹴りとも言える暴言を吐いたりと非常にマナーが悪く、それらについて指摘されると逆上したり開き直って自己正当化する等、実年齢相応の幼稚な言動が目立つ。
一方で「面白いこと」を見せてくれる伊勢木マサノリや石亀ザクサ、似た者同士である大倉メグミの前では年相応の純粋な姿を見せている。
また、その慕っている伊勢木マサノリ自身も相手を煽る言動が多いことから、幼いが故に親しい大人から悪い影響を受けているとも考えられる。
廻間ミチル
シノブの「強さへの欲求」と「自身のスタンスを曲げない純粋さ」故に彼のファイトスタイルを高く評価している数少ない人物。
後に、ユニフォーマーズ計画阻止の為、シノブに「自分を超えたいと願うファイター」宛の、自身のファイトデータが組み込まれたヘッドギアを託していた事が判明。
裏カジノ「クリーパー」の首領『強欲魔竜 グリードン』とその餌兼使い魔「デザイアデビル」を主軸とした「ダークステイツ」を使用。
主力であるグリードンは、アタック後に、スタンド状態のリアガード4体をソウルに送る事で自身をスタンドさせての再攻撃を可能とするユニットで、毎ターン強烈な連撃を仕掛けることが出来る。
更に「ソウルにグリードンが2枚以上ある」という条件を達成すれば、ファイターに「7ダメージまで敗北しない」ルール干渉効果を付与する能力も持つ。
一方で、「ヴァンガードだけが強ければいい」というスタンス故、ヴァンガード以外で唯一攻撃が可能である「5体目のリアガード」のコールをシノブは決してしない為、攻めきれずに敗北する場面を作中で見せている。
『Divinez』でのマサノリとのファイトの際は、ミチルの助言を自身のファイトスタイルに組み込むことでデッキの強みを伸ばし、「必須級のリアガードへの徹底攻撃を行った後に1ターンでグリードンによる3回攻撃を相手ヴァンガードに叩き込んでの勝利を狙う」乾坤一擲のファイトスタイルを披露した。
近導ユウユと対戦、勝ち筋である「7ダメージまで敗北しない」能力の条件を達成するも、『天輪真竜 マハーニルヴァーナ』の能力によるバーンでダメージを受けて追い詰められた後、『ヴェルリーナ・バリエンテ』を併用したガード強要を凌げず敗北。
抗争決着後は改心こそしていないものの和解している。